
こんにちは。
みちのくDr.です!
本日は、ノンアルコールビールなどのノンアルコール飲料は健康に良いのかそれとも体に悪いのかについて紹介します。
ノンアルコールビールなどのアルコールフリーの飲み物を飲んで1日のアルコールの摂取量を少なくしている人は多いですよね。
でも、ノンアルビールなどを飲んでいる人の中には、
「ノンアルコールビールは健康や体に良いの?」
「アルコール度数ゼロのノンアルコール飲料も毎日飲みすぎると体に悪い?」
と疑問に思ったことがある人もいるのではないでしょうか。
そこで、本記事では、
- ノンアルコールビールは普通のアルコール飲料よりは体に良い
- ノンアルコール飲料の4つのメリット
- ノンアルコール飲料の3つのデメリット
この3つをもとに、ノンアルコールビールと健康の関係についてわかりやすく紹介します。
ノンアル飲料には体に悪い影響や成分がないのか気になる人は、ぜひ本記事を通して実際にどうなのか確認してみてください。
また、ノンアル飲料との健康的な付き合い方についても紹介するので、今後のノンアルコールビールなどの飲み方の参考にもしてみてください。

ノンアルコールビールなどのノンアル飲料を飲みますか?
ノンアル飲料の種類としては、
- ビール
- ワイン
- チューハイ
など、たくさんのアルコールフリーの飲み物が増えてきて、アルコールを控えたい人にとっては便利な飲み物ですよね。
でも、ノンアル飲料は健康に良いのか体に悪いのか知ってしますか?わからない人は、以降で一緒に確認していきましょう!
目次

結論として、ノンアルコールビールなどのノンアル飲料は普通のアルコール飲料よりは体に良いです!
理由としては、単純にアルコールが含まれていないためです。
アルコールは一滴でも飲むと、
- 高血圧
- 脂質異常症
- アルコール性肝障害
そのため、ノンアルコール飲料でアルコール摂取量を減らせれば、アルコールによる健康障害や病気のリスクを下げることができて体に良いです。

基本的には、アルコールは飲めば飲むほどに病気のリスクが増えます。
自分の体の健康に気をつけたいという人は、できるだけ飲まないようにすることがおすすめです。
お酒を飲むなら、飲みすぎないように適量の範囲内で楽しめるように工夫してみてください。

ノンアルコール飲料は普通のアルコール飲料よりは体に良いことを説明しましたが、実はノンアルにも健康に良いメリットと体に悪いデメリットがあります!
はじめに、ノンアルコール飲料のメリットについて紹介します。
ノンアルコールビールなどの飲み物のメリットとしては、次の4つが挙げられます。
- アルコールフリーで体に良い
- ノンアルと糖質オフでダイエット効果
- プリン体オフで尿酸値を上げない
- 断酒や禁酒の成功率を上げる
ノンアルのメリットについて、以降でそれぞれ説明します。
メリット①アルコールフリーで体に良い
ノンアル飲料のメリットの一つ目は、なんといってもアルコールフリーでアルコールが原因で起こる病気のリスクが低いことです。
冒頭で紹介したように、アルコールは多くの病気のリスクを高めます。
先ほど紹介した病気以外にも、お酒を飲むと、
- アルコール性認知症
- アルコール性肝障害
- アルコール依存症
上記のような誰しもなりたくない病気のリスクが増加します。
しかし、ノンアルコールビールなどはそもそもアルコールを含まないためアルコールが原因の病気のリスクを抑えることができます。
アルコールが原因で起こる認知症や肝臓病については、次の記事でそれぞれ紹介しているので、詳しく知りたい人はぜひ合わせてご覧ください。

ただし、注意点としては「日本製のノンアルコール飲料」です。
日本製と海外製ではノンアルの作り方が異なり、日本製は最初からアルコールが含まれないように作られるのに対して、海外製は最後にアルコールを抜いてノンアルにしています。
そのため、海外製のノンアルは実際にはわずかにアルコールを含む「微アルコール」のこともあるのでお気をつけください。
メリット②ノンアルと糖質オフでダイエット効果
ノンアル飲料のメリットの二つ目は、ノンアルと糖質オフでダイエット効果があることです。
ノンアルビールなどは、アルコールと糖質がほとんど含まれなのため普通のビールよりもカロリーが少ないです。
350ml缶で比較すると、ビールの種類ごとのカロリーの目安は次の通りです。
お酒の種類 | カロリー |
---|---|
生ビール | 20〜60kcal |
発泡酒 | 20〜50kcal |
ノンアルコールビール | 0〜15kcal |
お酒のカロリーとしては、
- 糖質 4キロカロリー/g
- アルコール 7キロカロリー/g
この2つが最大のカロリー源のため、どちらの量も少ないノンアルコールビールは1日のカロリーを減らしてダイエットするのに役立ちます。
メリット③プリン体オフで尿酸値を上げない
ノンアル飲料のメリットの三つ目は、プリン体オフで尿酸値が上がらないことです。
健康診断などで尿酸値が高いと言われたことがある人は、
- 痛風
- 尿管結石症
- 動脈硬化
のリスクが高く、放置していると高血圧などの生活習慣病のリスクも上がり、最終的に心筋梗塞や脳卒中にかかる可能性があります。
ビールが原因で尿酸値が高い人は、ノンアルコールビールに変えることでプリン体の摂取量を激減できる大きなメリットがあります。
メリット④断酒や禁酒の成功率を上げる
ノンアル飲料のメリットの四つ目は、断酒や禁酒の成功率を上げることです。
アルコール性肝障害の患者90名を対象とした6ヶ月間の研究では、ノンアルコールビールを飲んだ人は禁酒が成功しやすいことがわかっています(3)。
断酒したい人は、アルコールを飲みたいと思う時にノンアルコール飲料を飲むことで気を紛らわすことができるので、ノンアル飲料を活用することがおすすめです。

ノンアル飲料は健康にいいとするメリットがたくさんあります。
他にもノンアルのメリットとして、脳が感じる「高揚感」や「楽しさ」はアルコールのように上がることがわかっています。
ノンアルの脳への影響については、次のNHKの記事が面白いので、気になる人はぜひ参考にしてみてください。

ノンアルのメリットについて紹介してきましたが、どんなものにもメリットがあればデメリットもあります。
ノンアルコールビールなどの飲み物のデメリットとしては、次の3つが挙げられます。
- 人工甘味料の影響で結果的に太る
- 添加物が多くて体に悪い
- 値段が高い
それぞれのデメリットについて、以降で順番に説明します。
デメリット①人工甘味料の影響で結果的に太る
ノンアル飲料のデメリットの一つ目は、人工甘味料の影響で太りやすいことです。
人工甘味料はカロリーがほぼゼロというメリットがありますが、気をつけないといけないこととして食欲を増させる作用があります。
せっかくノンアルビールを飲んでお酒分のカロリーを減らしても、ノンアルを飲んだ影響でご飯やおつまみの量が増えて摂取カロリーが増える危険性があります!
人工甘味料にもメリットとデメリットがあるので、詳しくは次の記事で確認しつつ、ゼロカロリーの食べ物や飲み物と上手にお付き合いしてみてください。
デメリット②添加物が多くて体に悪い
ノンアル飲料のデメリットの二つ目は、添加物が多くて体い悪いことです。
ノンアルコールビールなどの飲み物には添加物として、
- 人工甘味料
- 苦味料
- カラメル色素
などが使われ、肝臓や腎臓など体に悪い影響がある可能性があります。
そのため、ノンアルコール飲料だからといって毎日飲み過ぎないようにすることがおすすめです。
デメリット③値段が高い
ノンアル飲料のデメリットの三つ目は、値段が高いことです。
ノンアル飲料はアルコール飲料と比べると30〜40%くらい値段が安いです。
しかし、炭酸水やコーラなどのソフトドリンクと比較するとノンアルコール飲料は2〜3倍以上高いです!
アルコールを含まなければ別にノンアルじゃなくても良い人は、炭酸水で代替すると健康にもお財布にも優しいので、切り替えを検討することもおすすめです。

ノンアルコール飲料との上手は付き合い方は、人工甘味料の影響を受けないために、
- 食事の最初には飲まない
- 少し食べてから飲む
- 飲むなら1日1本まで
と決めて飲むことがおすすめです。
楽しく健康的にノンアルコール飲料を活用してみてください!

本記事では、
- ノンアルコールビールは普通のアルコール飲料よりは体に良い
- ノンアルコール飲料の4つのメリット
- ノンアルコール飲料の3つのデメリット
この3つをもとに、ノンアルコールビールと健康の関係について紹介しました。
結論として、ノンアルコールビールは普通のアルコール飲料よりも体に良いです!
ノンアルコール飲料は、アルコールを含む飲み物と比べて次のようなメリットがあります。
- アルコールフリーで体に良い
- ノンアルと糖質オフでダイエット効果
- プリン体オフで尿酸値を上げない
- 断酒や禁酒の成功率を上げる
一方で、ノンアルコール飲料にも次のようなデメリットがあります。
- 人工甘味料で太る
- 添加物が多くて体に悪い
- 値段が高い
メリットとデメリットを踏まえて、ノンアルコール飲料と上手に付き合うには、
- 食事の最初には飲まない
- 少し食べてから飲む
- 飲むなら1日1本まで
と、人工甘味料と添加物の影響を受けないようにすることがおすすめです。
ノンアルとも上手に健康的にお付き合いしてみてください!

それでは今日も、良い筋トレライフを!
出典