こんにちは。
みちのくDr.です!
本日は、お酒の適量はどのくらいか1日のアルコールの許容量について紹介します。
お酒を飲んでいると、
「お酒の適量ってどのくらい?」
「1日のアルコールの許容量は?」
と、疑問に感じることがありますよね。
そこで、本記事では、
- 男性と女性で違う1日のお酒の適量
- 適量でもお酒の飲み過ぎになることもある
この2つをもとに、アルコールの1日の目安についてわかりやすく紹介します。
また、以下のお酒の種類ごとに、1日のお酒の許容量を一覧表として掲載します。
- ビール
- 日本酒
- ウイスキー
- 焼酎
- ワイン
- 酎ハイ
飲み過ぎているかもと思う人はぜひ本記事でお酒の適量について確認し、お酒の飲み過ぎの機会を減らすのに役立ててみてください。
健康診断などで医者に「お酒は適量にしましょう」と言われたことありませんか?
でも、適量ってどのくらいの量なのかよくわからないですよね。
以降では、それぞれのお酒の目安を絵と一覧表で紹介するので、忘れないようにスクショなどして画像を見返せるようにしてみてください!
目次
はじめに、1日のお酒の適量について紹介します。
見出しに記載の通り、実は男性と女性で1日のアルコールの許容量は違います!
男性と女性、それぞれの1日のアルコールの許容量は次の通りです。
- 男性:純アルコール20g以下
- 女性:純アルコール10g以下
女性のほうが1日の飲酒の許容量が少ない理由は、女性と男性で以下のような体格の違いがあるためです。
- 肝臓が小さい
- 体脂肪率が高い
- 総水分量が少ない
上記のような体格の違いで、一般的に体の小さい女性は男性よりもアルコールの分解速度が遅いため、女性のほうがお酒の適量が少ないです(2)。
純アルコール量だとわかりにくいので、男女別にお酒の種類ごとに1日にどのくらい飲んでいいか一覧表を掲載します。
男性のお酒の適量|1日のアルコールの許容量は20g以下
男性のお酒の適量は、純アルコール20g/日以内です。
純アルコール20gに相当するお酒の量は、次の図と一覧表の通りです。
お酒の種類 | アルコール度数 | 容器の量 | 許容量 | カロリー |
---|---|---|---|---|
ビール | 5% | 500ml 1缶 | 500ml | 202kcal |
発泡酒 | 5% | 500ml 1缶 | 500ml | 227kcal |
日本酒 | 15% | 1合 | 180ml | 196kcal |
ウイスキー | 43% | ダブル1杯 | 60ml | 135kcal |
ハイボール | 9% | グラス1杯 | 260ml | 135kcal |
焼酎 | 25% | 0.6合 | 100ml | 142kcal |
ワイン | 14% | 1/4本(2杯) | 180ml | 140kcal |
チューハイ | 5% | 500ml 1缶 | 500ml | 253kcal |
梅酒 | 13% | グラス 2杯 | 200ml | 327kcal |
ブランデー | 40% | ダブル 1杯 | 60ml | 135kcal |
※1日の純アルコール量の目安
上記の量を、純アルコール20gに相当する量としてアルコール1単位とも言います。
男性の場合は、アルコール1単位を目安にお酒とお付き合いすることがおすすめです。
女性のお酒の適量|1日のアルコールの許容量は10g以下
女性のお酒の適量は、男性の半分の純アルコール10g/日以内です。
純アルコール10gに相当するお酒の量は、次の図と一覧表の通りです。
お酒の種類 | アルコール度数 | 容器の量 | 許容量 | カロリー |
---|---|---|---|---|
ビール | 5% | 500ml 0.5缶 | 250ml | 101kcal |
発泡酒 | 5% | 500ml 0.5缶 | 250ml | 114kcal |
日本酒 | 15% | 0.5合 | 90ml | 98kcal |
ウイスキー | 43% | ダブル0.5杯 | 30ml | 68kcal |
ハイボール | 9% | グラス0.5杯 | 130ml | 68kcal |
焼酎 | 25% | 0.3合 | 50ml | 71kcal |
ワイン | 14% | 1/8本(1杯) | 90ml | 70kcal |
チューハイ | 5% | 500ml 0.5缶 | 250ml | 127kcal |
梅酒 | 13% | グラス 1杯 | 100ml | 164kcal |
ブランデー | 40% | ダブル 0.5杯 | 30ml | 68kcal |
※1日の純アルコール量の目安
物足りないと感じるかもしれませんが、女性は男性の半分のアルコール量が1日のお酒の適量です。
女性の場合は、アルコール0.5単位を目安にお酒とお付き合いすることがおすすめです。
「この量じゃ足りないよ!」と思う人は、コップの大きさを小さくして飲むことがおすすめです。
容器が大きいとついごくごくと飲んでしまうので、50mlくらいのグラスなどで少しずつ飲むと飲み過ぎを防げます!
ちょっとした工夫で、1日に飲むお酒の量を調整してみてください。
1日のお酒の適量について紹介しましたが、アルコール1単位の量はあくまで一般的な目安です。
次のような人は、適量のお酒でも飲み過ぎになることがあります。
- すぐ顔が赤くなる人
- 65歳以上の高齢者
- 飲酒習慣のない人
上記のような人は、男性なら純アルコール20g以下、女性なら純アルコール10g以下でも過度な飲酒で、生活習慣病などの病気のリスクが上がります(1)。
特に、すぐに顔が赤くなることをフラッシングといい、顔が赤くなる人のことをフラッシャーと言います。
お酒を飲んですぐに顔が赤くなる人は、飲酒で食道がんや咽頭がんリスクが上がるのであまりお酒をのまないことがおすすめです(5)。
お酒は量を決めて飲まないとどんどん飲みたくなります。
さらにお酒を飲みたくなる理由は、次の記事で紹介している通り「ドーパミン」というホルモンの影響で脳が気持ちいいと感じるためです。
節度をもたないとつい飲み過ぎてしまうので、節度を持ってお酒を楽しむようにしてみてください。
本記事では、
- 男性と女性で違う1日のお酒の適量
- 適量でもお酒の飲み過ぎになることもある
この2つをもとに、アルコールの1日の目安について紹介しました。
男性と女性、それぞれの1日のアルコールの許容量は次の通りです。
- 男性:純アルコール20g以下
- 女性:純アルコール10g以下
男性と女性のそれぞれのお酒の種類ごとの量に関しては、本記事に掲載している図と一覧表を参考にしてみてください。
お酒を飲みすぎると生活習慣病やがんなど病気のリスクが上がります。
事前に量を決めてお酒を飲まないと、つい飲み過ぎてしまいがちなので本記事で紹介した量を目安にお酒の量を調整してみてください。
それでは今日も、良い筋トレライフを!
出典
(4)東京都福祉保健局「おさらいしてみる!お酒のこと。Check2 そもそも女性にとっての適度な飲酒量ってどのくらい?」