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水分の取りすぎは1日何リットルから?水を飲みすぎるとどうなるの?

水分の取りすぎは1日何リットルから?水を飲みすぎるとどうなるの?

みちのくDr.
みちのくDr.

こんにちは。

みちのくDr.です!

本日は、水分の取りすぎはどのくらいで起きるのかについて紹介します。

水を飲むのは健康にいいと聞いて、1日に飲む水の量を増やした人の中には、

水分の取りすぎは1日何リットルから?

水を飲みすぎるとどうなるの?

と疑問に感じる人もいますよね。

そこで、本記事では、

  • 水分の取りすぎは1日20リットル以上や一度にいっぱい飲むと起きる
  • 水分を飲み過ぎると低Na血症という「水中毒」の病気に!
  • 水を飲みすぎて過剰摂取する3つのデメリット

この3つをもとに、水分の取りすぎについてわかりやすく紹介します。

水分の取りすぎにはそう簡単になりませんが、水を飲み過ぎるとどうなるのか気になる人は本記事でチェックしてみてください。

水をいっぱい飲むデメリットも確認した上で、過不足なく水を飲むようにしてみてください!

みちのくDr.
みちのくDr.

普段、一日にどのくらい水を飲んでいますか?

 

「自分は水分取りすぎ?」と悩むことありませんか?

 

もし、水分を取りすぎているかもと心配な人は、この記事で悩みを解決しちゃいましょう!

水分の取りすぎは1日20リットル以上や一度にいっぱい飲むと起きる

水分の取りすぎは1日20リットル以上や一度にいっぱい飲むと起きる

はじめに、どのくらいの量だと水分の取りすぎになるか紹介します。

スバリ、水分の取りすぎは、

  • 1日に20リットル以上の水を飲む
  • 一度に3〜6リットルの水を飲む

上記のような時に起こります!

一般的に、60kgの人の体だと水の摂取量(in)と排出量(out)は次のような図です。

一日の水分摂取量と水分排出量のバランス 参考:厚生労働省「「健康のため水を飲もう」推進運動」をもとにへるし医で作成 ※代謝:体内で作られる水分量を図の中では「代謝」と表現
一日の水分摂取量と水分排出量のバランス
参考:厚生労働省「「健康のため水を飲もう」推進運動」をもとにへるし医で作成
※代謝:体内で作られる水分量を図の中では「代謝」と表現

上記の図は1日の水分のバランスの目安で、水をたくさん飲むとそれだけ腎臓で出される尿が多くなって体の外へ出す量も増えます。

ただ、腎臓の機能(自由水排泄能力)として尿を作れる量は決まっているので、

  • 1日20リットル以上の水分摂取
  • 1度に3〜6リットルを超える水分摂取

健康な人の場合、このくらいたくさん飲まない限り、水分を取りすぎて病気になることはまれです(2)。

これだけの量の水を飲むのは、

  • 病的に異常な程ののどの渇き
  • マラソンなど激しい運動の継続
  • 暑い環境などでの作業の継続

などがない限りはほとんど起こりません。

水をたくさん飲めばトイレの回数は増えますが、病気になるほど過剰摂取しすぎることはあまりないので安心してください。

みちのくDr.
みちのくDr.

普通の人でも水の取りすぎになるのは、暑い環境や激しい運動で汗を大量にかきつつ塩分がたくさん失った時です。

 

体内の塩分が少なくなると、少しの量でも水分の取りすぎになることがあります。

  

では、水分を取りすぎるとどんな病気になるのか、次に紹介します。

水分を飲み過ぎると低ナトリウム血症という「水中毒」の病気に!

水分を飲み過ぎると低ナトリウム血症という「水中毒」の病気に!

次に、水を飲みすぎるとどんな病気になるのか紹介します。

水分を取りすぎると低ナトリウム血症という「水中毒」の病気になります。

水中毒とは、水分の過剰摂取で体の中の塩分(ナトリウム)が薄くなることで、次のような症状が起きます。

水中毒の低ナトリウム血症の症状
  • 頭痛
  • めまい
  • だるさ
  • 吐き気
  • 意識障害
  • むくみ
  • 下痢

上記のような症状は、体の塩分が少なくなって脳がむくむ(浮腫)状態になることで起きます。

暑い時期などには、熱中症とともに水を飲みすぎて水中毒の低ナトリウム血症にもなることがあります。

もし、水中毒を疑った場合、塩分や水分のバランスをもとに戻すには専門的な知識や注意が必要なため必ず病院を受診するようにしてみてください。

みちのくDr.
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水中毒の状態でやみくもに自分で治そうとすると、さらに悪化することがあるので必ず医師に相談しましょう。

 

暑い時などは、水をしっかり摂取するとともに塩分も過不足なく摂取してみてください。

 

熱中症の予防対策などに関しては、ぜひ次の記事も合わせてご覧ください。 

熱中症になったらどう対処するの?すぐできる3つの熱中症の治し方 熱中症になったらどう対処するの?すぐできる3つの熱中症の治し方 熱中症対策や予防の3つのポイント!環境・からだ・行動別の予防対策 熱中症対策や予防の3つのポイント!環境・からだ・行動別の予防対策

水を飲みすぎて過剰摂取する3つのデメリット

水を飲みすぎて過剰摂取するデメリット

最後に、水を飲みすぎて過剰摂取するデメリットを紹介します。

水の取りすぎのデメリットは次の3つです。

水を取りすぎのデメリット3つ
  1. トイレが近い
  2. 水太りや水滞(水毒)になる
  3. 心不全や腎不全などの病気の悪化

それぞれのデメリットについても、簡潔に以降で説明します。

みちのくDr.
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ちなみに、今回は紹介しませんが、水を飲むメリットについては次の記事で紹介しています。

 

デメリットと表裏一体のメリットについても、一度確認してみください。

水を飲むようにしたらどうなる?水を飲むメリット7つとデメリット3つ 水を飲むようにしたらどうなる?水を飲むメリット7つとデメリット3つ

水を取りすぎるデメリット①トイレが近い

水を取りすぎるデメリットの一つ目は、トイレが近くなることです。

水を多く飲むとそれだけ尿として体の外に出す量も増えるので、トイレの回数も増えます。

運動などで汗を出さない場合には、トイレの回数が増えることに注意してみてください。

水を取りすぎるデメリット②水太りや水滞(水毒)になる

水を取りすぎるデメリットの二つ目は、水太りや水滞(水毒)になることです。

水太りといって、純粋な「水」を飲むと太るわけではなう、砂糖入りのソフトドリンクなどで水分補給した時に水太りします。

また、東洋医学の漢方では、同じようにソフトドリンクなどのジュースや牛乳などの飲み過ぎで、水滞(水毒)と呼ばれる次のような症状が出ると言われています。

水滞(水毒)の症状
  • だるい
  • 体が重い
  • 体が冷える
  • 鼻水が出る
  • 鼻がつまる(鼻閉)
  • めまい
  • 耳鳴り
  • 頭痛

味のある飲み物を飲みすぎると、上記のような症状が出ることがあるので気をつけください。

飲むなら一番最適な飲み物は純粋な「水」です。

水を取りすぎるデメリット③心不全や腎不全などの病気の悪化

水を飲みすぎるデメリットの最後は、心不全や腎不全などの病気が悪化することです。

健康な人の場合には多く水を飲むようにしたらたくさんのメリットがありますが、心臓や腎臓などの機能が悪い人は逆効果です。

持病をお持ちの人や健康診断などで心臓や腎臓の機能を指摘された人は、かかりつけ医や近くの医師に相談して水を飲む量を調整してみてください。

みちのくDr.
みちのくDr.

健康な人の場合、1日の水の量の目安は1.2〜2リットルです。

 

また、運動する時にはさらに水分補給する必要があります。

 

1日の水の摂取量の目安や運動時の水分補給に関しては、次の記事も確認して1日の水分量を調整してみてください! 

水は一日何リットル必要?1日に飲む量のおすすめと水分摂取量の目安 水は一日何リットル必要?1日に飲む量のおすすめと水分摂取量の目安 運動する時はいつどのくらい水分補給すればいいの?おすすめの飲み方 運動する時はいつどのくらい水分補給すればいいの?おすすめの飲み方

まとめ

まとめ

本記事では、

  • 水分の取りすぎは1日20リットル以上や一度にいっぱい飲むと起きる
  • 水分を飲み過ぎると低Na血症という「水中毒」の病気に!
  • 水を飲みすぎて過剰摂取する3つのデメリット

この3つをもとに、水分の取りすぎについて紹介しました。

スバリ、水分の取りすぎは、

  • 1日に20リットル以上の水を飲む
  • 一度に3〜6リットルの水を飲む

上記のような時に起こります!

そして、水分を取りすぎると低ナトリウム血症という「水中毒」の病気になって、次のような症状が生じます。

水中毒の低ナトリウム血症の症状
  • 頭痛
  • めまい
  • だるさ
  • 吐き気
  • 意識障害
  • むくみ
  • 下痢

上記のような症状は、体の塩分が少なくなって脳がむくむ(浮腫)ためです。

あまりにも水を飲みすぎた時には、次のような水分過剰摂取のデメリットが起こるので、1日1.2〜2リットルを目安に、運動する人はさらに増やしてみてください。

水を取りすぎのデメリット3つ
  1. トイレが近い
  2. 水太りや水滞(水毒)になる
  3. 心不全や腎不全などの病気の悪化

水を飲みすぎる悪い面ばかり紹介しましたが、適量の水を飲むのは体にたくさんのメリットがあります。

水も過不足なく飲んで、スマートに水分補給して健康な体に整えていきましょう!

みちのくDr.
みちのくDr.

それでは今日も、良い筋トレライフを!

 

 

出典

(1)厚生労働省「「健康のため水を飲もう」推進運動」

(2)柴垣有吾「より理解を深める!体液電解質異常と輸液」, 中外医学社, 2007

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