
こんにちは。
みちのくDr.です!
本日は、熱中症の対策や予防で知っておきたい3つのポイントについて紹介します。
熱中症に気をつけようと思っている人の中には、
「熱中症対策には何をすればいいの?」
「予防方法を再確認しておきたい!」
と悩んでいたり確認したいと考える人もいますよね。
そこで、本記事では、
- 熱中症対策の3つのポイント!
- 熱中症対策や予防の10個のチェックリスト
- 熱中症対策や予防のマニュアル
この3つをもとに、熱中症の対策や予防についてわかりやすく紹介します!
これから対策する人もすでに万全の対策をしている人も、ぜひ本記事を通して方法などについて確認してみてください。
確認した上で、体温を下げる対策をとってください!

熱中症は老若男女問わず誰でも起きる病気です!
特に、65歳以上の高齢者の人に多いので、ご高齢な人や一緒にお住まいの人は万全の対策をしてください!
以降で具体的にどのように対策すればいいのか確認していきましょう!
目次

はじめに、熱中症対策の3つのポイントについて紹介します!
熱中症対策にはいろいろな予防法があって、何をすればいいのかわからなくなってしまう人もいます。
混乱しないために、熱中症対策として押さえておきたいポイントは次の3つです!
- 環境:涼しい場所で日差しをおさえる
- からだ:水分をたっぷり補給
- 行動:クールに動く
熱中症対策や予防方法については、この3つに全てまとめることができます!
3つの要点について以降でそれぞれ詳しく説明します。
熱中症予防対策①環境:涼しい場所で日差しをおさえる
熱中症予防対策の一つ目は、環境を調整することです!
環境の調整としては、
- 温度:暑さを避ける
- 日光:日差しを避ける
- 湿度:適度な換気
この3つを意識して管理することです。
温度や直射日光対策としては、次の絵を参考に涼しい服装や場所にするように工夫してみてください。

参考:熱中症を防ぐために知っておきたいこと熱中症予防のための情報・資料サイト
暑さ防止としては、冷たさを感じるボディシートや手持ち扇風機を携帯することもおすすめです!
ボディシートは、-3℃で有名になったビオレの冷却シートがおすすめです。
ドラッグストアなどで300-400円前後で手軽に買えて、拭くだけで気化熱を利用して体温を下げるにはとても便利です。ぜひ試してみてください。
手持ち扇風機も汗を蒸発させた時に発散する気加熱で涼しくなるので、常に涼しくなれる環境づくりをしてみてください。
室内では、我慢せずにエアコンを使って室温を下げるようにしてください。
また、熱中症の原因は温度に加えて「湿度」も大きな原因なので、次の絵を参考にこまめに換気もしてみてください。

参考:熱中症を防ぐために知っておきたいこと熱中症予防のための情報・資料サイト
換気する時の注意点としては、「エアコンをつけっぱなしで1〜5分くらい換気する」ことです。
エアコンの電源を消してしまうと、室温がぐんぐん上がって熱中症のリスクが増えるのでお気をつけください。

エアコンの電源は、こまめに消すよりつけっぱなしにした方が電気代もかからず環境にやさしくエコです。
また、扇風機や換気扇を併用して風の流れを作ることで、汗が蒸発しやすくなって涼しさを感じることができます。
冷房をクールに使って、涼しい環境を作るようにしてみてください!
熱中症予防対策②からだは水分たっぷりに
熱中症予防対策の二つ目は、水分をたっぷりとることです!
摂取する水分の目安は1日1.2リットル(1,200ml)です。
注意しておきたいこととしては、
- 喉が渇く前に飲む
- 喉が渇いていなくても飲む
- 基本は普通の「水」を飲む
上記の3つです。
次の絵を参考に、少なくとも1時間に1回のどが渇かなくてもこまめにコップ1杯(200ml)程度の水分補給するようにしてみてください。

参考:熱中症を防ぐために知っておきたいこと熱中症予防のための情報・資料サイト
また、尿の色を見ることで、どのくらい脱水していて、その分の水分を補えばいいのか目安がわかります。
次の表を参考に水分補給の量を調整してみてください。

参考:神奈川県「みんなで熱中症対策!知識を持ち行動することで、防ぐことができます」

水分補給としては、普通の水で十分です!
大量の汗をかいたりした時だけ塩分も補給するようにしてみてください。
塩分補給に関しては、次の記事もぜひ参考にしてみてください。
熱中症予防対策③行動はクールに!
熱中症予防対策の三つ目は、涼しい行動をとることです!
涼しい行動としては、
- 屋外ではマスクをはずす
- 35℃を超えたら外で運動しない
- 体調が悪い時は無理せず自宅で静養
上記の3つを行うことです!
特に、マスクを外すことは周囲の目を気にして難しく感じることもありますが、厚生労働省では次の絵で「外ではマスクをはずす」ことを推奨しています!

参考:熱中症を防ぐために知っておきたいこと熱中症予防のための情報・資料サイト
公共交通機関に乗っている時以外はマスクをはずして、無理はせずクールな行動をとって体に熱がこもらないようにしてみてください!
また、暑さに強い体づくりや体調管理も大切なので、以下を参考に行動を管理してみてください!

参考:熱中症を防ぐために知っておきたいこと熱中症予防のための情報・資料サイト

マスクを外すのは勇気がいりますよね!
でも、外で大きな声で話したりしなければ大丈夫です!
また、暑さに強い体づくりの「暑熱順化」については、次の記事も合わせてご覧ください。

次に、熱中症対策ができているかどうか確認するのに簡単なチェックリストを紹介します。
熱中症の3つのポイントを踏まえた上で、しっかり対策できているか点検にはチェックリストを活用することがおすすめです。
チェックリストとしては、次の表を参考にしてみてください。

参考:熱中症を防ぐために知っておきたいこと熱中症予防のための情報・資料サイト
チェックできていない項目があれば、チェックできる行動をとりつつ熱中症の予防をしていきましょう!

チェックリストの中でできていないこととしては、一番右下の「連絡先の確認」です。
自分は大丈夫だと思わず、備えのうえにもさらに備えてみてください!
10個のリスト全てにチェックが入れれるようにチャレンジしてみてください!

最後に、熱中症対策や予防のマニュアルのリンクを紹介します。
厚生労働省が熱中症予防のための情報・資料サイトを公開しています。
職場や学校での普及目的の資料はもちろん、医療従事者向けの熱中症ガイドラインも全て次のリンクからダウンロードすることできます。
自分や大切な人を守るために周囲の人と一緒に熱中症の予防に取り組んでみてください。

熱中症は暑い夏に誰でもなってしまう可能性があります!
できることから一つずつ熱中症対策や予防をしてみてください!
どうして熱中症になってしまうのか気になる人は、ぜひ次の記事も合わせて確認してみてください。


本記事では、
- 熱中症対策の3つのポイント!
- 熱中症対策や予防の10個のチェックリスト
- 熱中症対策や予防のマニュアル
この3つをもとに、熱中症の対策や予防についてわかりやすく紹介しました。
熱中症の時に押さえておきたいポイントは次の3つです!
- 環境:涼しく日差しをおさえる
- からだ:水分たっぷり
- 行動:クールに動く
3つのポイントを踏まえて、次のチェックリストを全て満たせるように対策してみてください。

参考:熱中症を防ぐために知っておきたいこと熱中症予防のための情報・資料サイト
また、熱中症対策や予防についてのマニュアルやガイドラインは次の厚生労働省のリンクからダウンロードできるので、活用してみてください!

それでは今日も、良い筋トレライフを!
出典
(1)厚生労働省「熱中症を防ぐために知っておきたいこと 熱中症予防のための情報・資料サイト」