
こんにちは。
みちのくDr.です!
本日は、痛風の症状や治し方について紹介します。
痛風の激痛を一度でも経験すると発作の痛みを少しでも改善するために、痛風の原因や治し方について知りたい人が多いのではないでしょうか。
そこで、本記事では、痛風とはどんな症状の病気なのかわかりやすく紹介します。
痛風の激痛を一刻も早く治したい人や痛風の原因を知って予防したい人は、ぜひ本記事を参考に痛風の痛みから解放されてください。

おいしいものを食べた翌日や、お酒をたくさん飲んだ次の日に足の親指に痛みを感じたことがありませんか?
その激痛、痛風の可能性が高いです!
では、痛風とはどんな病気なのか、以降で紹介します。
目次

痛風とは、暴飲暴食などをした翌日などに、急に足の親指などの関節が腫れて激痛におそわれる病気です(1)。
痛風の症状は、風が吹くだけでも激痛を感じるほどの「痛み」が主な症状です。
痛風になった時に痛い場所として、
- 足の親指の付け根(最多)
- 足の関節
- 足の甲
- アキレス腱の付け根
- 膝の関節
- 手の関節
上記の部位が腫れて痛みが出ることが多いです。
また、痛風の前兆として、上記の場所にチクチクとした軽みや違和感などの前触れを感じる人もいます。

痛風の痛みはかなり強く、痛風になると走ることはもちろん歩けなくなってしまう人もいるくらいの激痛です。
病気の痛みが好きな人はほぼいないと思いますが、痛風は一度なると再発しやすい病気でもあります(1)。
では、なぜ痛風になってしまうのか、次に痛風の原因について説明します。

痛風の原因は、肝臓でプリン体が代謝された時に生じる尿酸の量が多くなって、血液中の尿酸値が高くなるためです。
血液中の尿酸値が高くなると、足の指などの関節に尿酸塩結晶という塊ができて、そこに炎症が起こること痛風の発作(痛風関節炎)が生じます!
痛風になりやすい人は、次のような人です(1)。
- 中年男性
- 不規則な生活の人
- 激しい運動を良くする人
- 肥満症やメタボの人
- 早食い・大食いの人
- 習慣的に飲酒する人(特にビール)
- 高脂質・高タンパク食の人
- 尿酸値が高い人(7.0mg/dL以上)
- これまでに痛風発作の経験がある人
上記の項目のうち、一つでも当てはまる人は痛風になるリスクが高いです。
「中年男性」という原因は除去できませんが、それ以外の項目に当てはまらないようにすると痛風を予防することができます。

痛風の予防は生活習慣を改善して「尿酸値を下げる」ことです!
尿酸値を下げる方法については、次の記事で詳しく紹介しているのでぜひ合わせてご覧ください。
尿酸値を下げる対策をすると痛風以外の病気もついでに予防できるので、尿酸値を少しでも下げる努力をしてみてください。

最後に、痛風の治し方について紹介します。
痛風になった時は、できるだけ早くお近くの内科や整形外科を受診するようにしてください。
病院を受診できない時は応急処置として、次のように対処することがおすすめです。
- ロキソニンなどの痛み止めを飲む(※)
- 腫れて痛い場所を冷やす
※小児・腎臓の機能が悪い人・ロキソニンなどにアレルギーがある人は使用を控えてください
痛風の痛みは発作が起きてから24時間程度がピークで、おおよそ2〜3日、長くても10日以内に痛みがおさまることがほとんどです。
激痛を我慢して無理して歩くと悪化することもあります!(痛風発作部位への血流が増えて炎症が強くなるため)
痛風になった時は無理せず痛み止めを飲んで、痛みが引かない時は早めに医療機関を受診してください。

一度痛風になると、また痛風になる可能性が高いので、再発予防のためにも病院を受診してみてください。
尿酸値を下げる薬を飲むのに抵抗がある人もいますが、高い尿酸値や痛風をほったらかしにするともっと恐ろしい生活習慣病になるリスクがあります!
痛風の痛みをきっかけに、ぜひ健康的な生活を意識して生活習慣を改善してみてください。

本記事では、痛風とはどのような症状の病気なのか紹介しました。
痛風とは、暴飲暴食などをした翌日などに、急に足の親指などの関節が腫れて激痛におそわれる病気です(1)。
痛風になりやすい人は、次のような人です(1)。
- 中年男性
- 不規則な生活の人
- 激しい運動を良くする人
- 肥満症やメタボの人
- 早食い・大食いの人
- 習慣的に飲酒する人(特にビール)
- 高脂質・高タンパク食の人
- 尿酸値が高い人(7.0mg/dL以上)
- これまでに痛風発作の経験がある人
上記の項目のうち、一つでも当てはまる人は痛風になるリスクが高いです。
生活習慣を改善すれば激痛の痛風を簡単に予防できるので、ぜひ健康的な生活を心がけてみてください。

それでは今日も、良い筋トレライフを!
出典