こんにちは。
みちのくDr.です!
本日は、熱中症になりやすい人となりやすい人でもできる体質改善方法を紹介します。
熱中症に気をつけていると、
「熱中症になりやすい人はどんな人?」
「肥満だと熱中症になりやすい?」
などと疑問に思うことがありますよね。
そこで、本記事では、
- すぐに熱中症になりやすい人の10の特徴
- 熱中症予防に毎日したいチェック項目
- 体質改善して熱中症になりにくい体にする3つの方法
この3つをもとに、熱中症になりやすい人となりやすい人でもできる体質改善方法についてわかりやすく紹介します。
どんな人が熱中症になりやすいのか知りたい人や、少しでも熱中症対策したいと思う人はぜひ本記事を参考にしてみてください!
熱中症対策の体質改善方法は誰でもできるので、これからできることがあればぜひ実践してみてください。
熱中症になりやすい人には特徴があります!
「もしかして、自分は熱中症になりやすい?」と感じている人は、ぜひ確認してみてください。
それでは、熱中症になりやすい人の特徴から以降で一緒に確認していきましょう。
目次
はじめに、すぐに熱中症になりやすい人の特徴について紹介します。
熱中症になりやすい人の特徴は、次の10項目を一つでも満たす人です。
- 脱水状態
- 高齢者
- 乳幼児
- 体に障害のある人
- 肥満
- たくさん服を着ている人
- 普段から運動をしていない人
- 暑さになれていない人
- 持病の病気がある人
- 体調の悪い人
上記の項目が一つでも当てはまる人は、
- 汗をかくにくい
- のどが渇きにくい
- 暑いと感じにくい
- 体温調節の機能が弱い
- 体内の水分量が少ない
などの理由で熱中症になりやすいです。
また、もともと体温が低めの人も体温調節の機能が弱い可能性があり、熱中症になりやすい可能性があります(2)。
10個の項目のうち1つでも当てはまる人や体温がもともと低い人は、特に熱中症に注意するようにしてみてください!
小さいお子さんがいる両親は、子どもの熱中症にお気をつけください。
気温は通常150cmの高さで測定されていて、32℃の気温だと50cmの高さで35℃と3度以上暑いことがわかっています。
乳幼児は大人よりも過酷な暑さの環境で過ごしているので、より一層注意してあげてください!
次に、熱中症予防に毎日チェックしたい体調管理項目について紹介します。
運動や仕事などの作業を行う前にチェックしておきたい項目は次の通りです。
- 今日する作業は体力に見合った強度
- 暑熱順化している(暑さに強い体づくり)
- 熱中症の既往がない
- 高血圧等の持病がない
- 寝不足ではない
- 過度のアルコール摂取をしていない
- 二日酔いではない
- 朝食を食べた
- 風邪や体調不良ではない
- 脱水状態ではない
参考:環境省「熱中症環境保健マニュアル2022」(一部改変)
上記のリストは、次の図の環境省の熱中症環境保健マニュアル2022で紹介されている内容です。
一つでもチェックがつく場合には熱中症になってしまうリスクが高いです。
暑い環境で作業する場合には、全ての項目にチェックが入らないことを確認してから行動するようにしてみてください。
強度の強い作業や運動の場合は、少しでも涼しい時間帯に行動するようにしてください。
特にアルコールにはご注意ください。
キンキンに冷えたビールなどは暑い時期に最高ですが、ご存じの通り水分補給ではなく脱水を促します。
ちょっとだけ飲んだつもりでも、アルコールを摂取すると熱中症のリスクは高まるので無理は禁物ですよ!
最後に、熱中症になりやすい人ができる体質改善方法を紹介します。
熱中症対策として熱中症になりやすい人でも誰でもできることは、次の3つです。
- 朝食を食べる
- アルコールの適量摂取(1合以下)
- 暑熱順化する(暑さに強い体づくり)
参考:環境省「熱中症環境保健マニュアル2022」(一部改変)
朝食を食べることは意外かもしれませんが、朝ごはんを食べるとその分だけしっかり水分補給できます。
アルコールも適量にして、体の水分量をできるだけ多めに保てるように行動してみてください!
暑熱順化についてはなじみがない人がほとんどでしょうが、消防士の方々も行っている暑さに強い体作りです!
暑熱順化については、効果や方法について次の記事で詳しく紹介しているのでぜひ一度ご覧ください!
適量のビールの量は、500ml以内です!
ごくごく飲んでもう一杯飲みたい時は、キンキンに冷やしたノンアルや炭酸水でも十分満足できるので代用してみてください!
体質改善以外の熱中症予防対策も知りたい人は、次の記事も合わせて確認してみてください。
本記事では、
- すぐに熱中症になりやすい人の10の特徴
- 熱中症予防に毎日したいチェック項目
- 体質改善して熱中症になりにくい体にする方法
この3つをもとに、熱中症になりやすい人となりやすい人でもできる体質改善方法について紹介しました。
熱中症になりやすい人の特徴は、次の10項目を一つでも満たす人です。
- 脱水状態
- 高齢者
- 乳幼児
- 体に障害のある人
- 肥満
- たくさん服を着ている人
- 普段から運動をしていない人
- 暑さになれていない人
- 持病の病気がある人
- 体調の悪い人
また、次のチェック項目を満たす場合には熱中症になりにくい状態です。
- 今日する作業は体力に見合った強度
- 暑熱順化している(暑さに強い体づくり)
- 熱中症の既往がない
- 高血圧等の持病がない
- 寝不足ではない
- 過度のアルコール摂取をしていない
- 二日酔いではない
- 朝食を食べた
- 風邪や体調不良ではない
- 脱水状態ではない
参考:環境省「熱中症環境保健マニュアル2022」(一部改変)
もし、熱中症になりやすい人の特徴を一つでも満たす場合には、次の3つを取り組むだけでも暑さに強い体質に改善することができます!
- 朝食を食べる
- アルコールの適量摂取(1合以下)
- 暑熱順化する(暑さに強い体づくり)
参考:環境省「熱中症環境保健マニュアル2022」(一部改変)
熱中症になりやすい人も含めて、暑い日々が続く時には上記の3つを常に満たせるに体を調整してみてください!
暑さに強い体に切り替えて、夏を楽しく乗り切っていきましょう!
それでは今日も、良い筋トレライフを!
出典
(2)Leon LR, Bouchama A. Heat stroke. Compr Physiol. 2015 Apr;5(2):611-47.