こんにちは。
みちのくDr.です!
本日は、不眠症の症状や原因について紹介します。
よく眠れない人の中には、
「自分は不眠症?」
「不眠症が治らない…」
と、悩んでいる人が多いのではないでしょうか。
そこで、本記事では、
- 不眠症とは?不眠症の4つのタイプと夜間の症状や特徴
- 不眠症の人が感じる日中の9つの症状
- 不眠症の原因や病気
上記の3つをもとに、不眠症とはどんな睡眠障害かわかりやすく紹介します。
不眠症の症状や原因について知りたいと思う人は、ぜひ本記事を通して不眠症について確認してみてください。
目次
不眠症とは、寝たいのに眠れなくて心身に悪影響が出る睡眠障害の一つとされています(2)。
睡眠時間がどれくらい短いと不眠症という基準はなく、主に次の4つのタイプの悩みがあれば不眠症です(4)。
- 入眠困難:なかなか寝れない
- 中途覚醒:途中で目が覚める
- 早朝覚醒:朝早く目が覚める
- 熟眠困難:ぐっすり寝れない
それぞれの不眠症のタイプの特徴について以降で簡単に説明します。
不眠症のタイプ①入眠困難
入眠困難は、布団やベットに入ってから30分〜1時間以上寝れない不眠症のタイプです。
入眠困難の原因としては、ストレスや不安が強くて寝付けないことが多いとされています。
不眠症のタイプ②中途覚醒
中途覚醒は、夜中に何度も起きたり一回起きるとなかなか寝付けなくなる不眠症のタイプです。
不眠の訴えの中で15〜27%と最も頻度が高く、中高年の人に多いです。
不眠症のタイプ③早朝覚醒
早朝覚醒は、起床する予定時間より2時間以上前に目が覚めてしまい、その後眠れなくなってしまう不眠症のタイプです。
高齢者に多く、睡眠習慣や概日リズムという体内時計のリズムの乱れが原因とされています。
不眠症のタイプ①熟眠困難
熟眠困難は、十分な睡眠時間をとっても熟睡したという満足感がなく、朝グッタリとした疲れが残ってしまう不眠症のタイプです。
日本人の約6人に一人の割合である14.9%の人が熟眠困難で、睡眠中に症状が出る病気が原因が関係していることが多いです。
熟眠困難の原因に関しては、次の記事で紹介している過眠症の原因と共通しています。
不眠症として、紹介したどれか一つのタイプのこともあれば複数のタイプが重なっていることもあります。
不眠症のタイプによって睡眠の問題は違いますが、不眠症が原因で日中に出る症状はほとんど共通しています。
次に、不眠症の人が感じやすい日中の症状について紹介します。
不眠症の人が日中に感じる症状として、主に次の9つがあります。
- 眠い(眠気)
- 頭痛
- 吐き気
- めまり
- だるい(倦怠感)
- 気持ち悪い
- ストレスを感じる
- イライラする(怒りっぽい)
- 集中力・注意力・判断力の低下
夜間の症状として先ほど紹介した不眠症の4つタイプの睡眠障害のいずれかがあり、上記のような日中の症状が1ヶ月以上ある場合、「不眠症」と診断されることが多いです。
そして、この状態が3ヶ月以上続くと自然に治らないことが多いとされています。
1ヶ月以上も不眠症が続く時は病院での治療をすることがおすすめなので、気軽に医師に相談してみてください。
数日や1〜2週間程度なら睡眠時間と睡眠の質を調整してみて様子を見ても大丈夫かもしれません。
ベストな睡眠時間と睡眠の質を確保するためには、次の記事を参考にしてみてください。
それでも睡眠の悩みが解決しない時は、医療機関に相談してみることがおすすめです。
最後に、不眠症の原因や不眠症になる病気について紹介します。
不眠症の原因にはいろいろありますが、大きな原因の一つとしては「睡眠」と「覚醒」のバランスの乱れがあります(2)。
睡眠と覚醒のバランスのリズムが崩れて不眠になる原因としては、主に次の5つがあります。
- ストレス
- うつ病などの心の病気
- 生活習慣病などの体の病気
- 治療薬や刺激物などの影響
薬:降圧薬・抗がん剤・花粉症の薬など
刺激物:アルコール・カフェイン・ニコチン - 睡眠習慣や睡眠リズムの乱れ
上記の5つのうち、思い当たる原因がある時にはその原因を取り除くことで不眠症を解決できる可能性があります。
原因がわかならない時や解決できない時は、医師と睡眠の悩みを共有して少しでもスッキリ寝れるように調整してみてください。
仕事や家事などのストレスや、スマホやテレビのブルーライトで不眠症の人は多いです。
また、春や秋などは花粉症の薬が原因で日中の眠気や不眠症になる人もいます。
多くの人の睡眠不足の原因について知りたい人や花粉症の薬で眠くなる人などは次の記事もぜひ参考にしてみてください。
本記事では、
- 不眠症とは?不眠症の4つのタイプと夜間の症状や特徴
- 不眠症の人が感じる日中の9つの症状
- 不眠症の原因や病気
上記の3つをもとに、不眠症とはどんな睡眠障害か紹介しました。
不眠症とは、寝たいのに寝れなく心身に悪影響が出る睡眠障害の一つとされ、主に次の4つに分類されます(2)。
- 入眠困難:なかなか寝れない
- 中途覚醒:途中で目が覚める
- 早朝覚醒:朝早く目が覚める
- 熟眠困難:ぐっすり寝れない
上記のいずれの不眠症のタイプでも、不眠症の人が抱える日中の症状としては主に次の9つがあります。
- 眠い(眠気)
- 頭痛
- 吐き気
- めまり
- だるい(倦怠感)
- 気持ち悪い
- ストレスを感じる
- イライラする(怒りっぽい)
- 集中力・注意力・判断力の低下
上記のような症状が出る不眠症の原因としては、次の5つのどれかか要因のことがほとんどです。
- ストレス
- うつ病などの心の病気
- 生活習慣病などの体の病気
- 治療薬や刺激物などの影響
薬:降圧薬・抗がん剤・花粉症の薬など
刺激物:アルコール・カフェイン・ニコチン - 睡眠習慣や睡眠リズムの乱れ
不眠症の症状や悩みはつらいので、思い当たる原因があれば除去できるようにしてみてください。
原因がわからなかったり、解決できない時はお気軽に医療職に相談してみてください。
それでは今日も、良い筋トレライフを!
出典