
こんにちは。
みちのくDr.です!
本日は、塩分を取りすぎたときの対処法を紹介します。
高血圧などで塩分を気にしている人は、
「ラーメンのつゆ全部飲んで塩分取りすぎちゃった…どうしよう…」
「漬物食べすぎちゃった…塩分取りすぎると太る?」
と、塩分を取りすぎて悩んだことが一度はありますよね。
そこで、本記事では、
- 塩分をとりすぎたら太る?
- 塩分を過剰摂取した時の症状
- 塩分を取りすぎたときの3つの対処法
この3つをもとに、塩分を取りすぎたときの症状と対処法についてわかりやすく紹介します。
ちょうど今塩分を取りすぎて悩んでいる人はもちろん、それ以外の人も塩分を過剰摂取した時にどう対処すればいいか知っておくと便利です。
紹介する3つの対処法はどれも手軽に実践できるので、記事を読み終わったら即行動してみてください。

- ラーメンなど麺類の汁がおいしくてついつい完飲しちゃった…
- 牛丼に紅生姜のせすぎちゃった…
- 漬物食べすぎちゃった…
と、塩分を過剰摂取してしまった悩みを抱えていませんか?
その悩み、本記事で解決してしまいましょう!
対処法としては主に3つあり、どれも簡単にすぐできるので試してみてください!
目次

はじめに、塩分を取りすぎたら太るのかどうかについて紹介します。
ズバリ、塩分を取りすぎたら太ります!
ただし、太るといっても塩分の過剰摂取が原因の体重増加は、体の中の水分の量が多くなるためです。
塩分を体外に排出すれば水分も排出されるので、太るのは一時的で1〜2日程度で体重はすぐに戻るのが一般的です。
塩分を取りすぎて1kgも2kgも体重が増えてびっくりするかもしれないですが、一時的なことが多いので安心してください。

塩分を取りすぎて太るのが一時的だとわかっても、塩分の過剰摂取には注意してください!
塩分を取りすぎること自体が高血圧やがんなどの病気のリスクであり、何より塩分の多い食べ物は、
- 塩
- 砂糖
- 油
この3つが「これでもか!」というくらい多く含まれている食べ物がほとんどです!
カロリーの摂りすぎで頑固なお腹周りの脂肪がつく原因にもなってしまうのでお気をつけを!

次に、塩分を過剰摂取した時の症状について紹介します。
塩分はちょっとくらい取りすぎても症状が出ないことがほとんどです。
ですが、あまりにもたくさんの量の塩分を過剰摂取した時には次のような症状が出ます!
- 頭痛
- だるい
- 吐き気
- 喉が渇く
- むくみ
- ニキビ
- 肌荒れ
一番早く出る症状は「喉の渇き」で、次に頭痛・だるさ・吐き気・むくみなどの症状が出ます。
1日くらい遅れてニキビや肌荒れなどの症状がでることもあります。
これらの症状を感じた時は塩分をスーパー過剰摂取していると判断し、以降で紹介する対処法を実践してください!

塩分を少し取りすぎても症状がないからと安心するのは禁物です!塩分の取りすぎの怖いところは、この「無症状」なことです!
塩分を取りすぎ続けると着実にがんや生活習慣病が自分達の体に忍び寄ってきています。
塩分取りすぎのリスクについては次の記事で詳しく紹介しているのでぜひ合わせて確認してみて下さい!

最後に、塩分を取りすぎたときの対処法について紹介します。
塩分を取りすぎたときの対処法は、主に次の3つです。
- 水をこまめに頻回に摂取する
- コーヒーやお茶などカリウムを多く含む飲み物を飲む
- 野菜や果物などカリウムを多く含む食材を食べる
これら3つの対処法は、全て尿から塩分のもととなるナトリウムの排出を多くする方法です!
それぞれの方法について、以降で詳しく紹介します。

3つの方法はいずれも、腎臓の機能が正常で腎機能が低下していない人ができる対処法です!
腎臓の病気をお持ちの人や腎臓の機能が低下している人はカリウムの過剰摂取の危険があるのでお控えください。
腎臓の機能が心配な人は、一度医師などの医療職に相談してみてください。
①水をこまめに摂取する
塩分を取りすぎたときの対処法の一つ目は、水をこまめに頻回に摂取することです。
水をたくさん飲むとおしっこの回数も増えるので、おしっこが増えた分ナトリウム排出の量も増えます!
水分を取る時に気を付けたいことは、
- ジュースなどではなく純粋な「お水」
- 一度に飲む水の量はほどほど
- 1日にこまめに飲む
この3つで、一度にたくさんの量を飲むのではなく、一日にこまめに程々の量を飲んで合計で1〜2L程度摂取するようにしてみてください。
また、ジュースなどではなく純粋はお水を飲むことがおすすめです。
②コーヒーやお茶などカリウムを多く含む飲み物を飲む
塩分を取りすぎたときの対処法の二つ目は、コーヒーやお茶などのカリウムを多く含む飲み物を飲むことです。
- コーヒー
- 玉露入りのお茶
などは、カリウムが豊富に含まれている飲み物です!
カリウムにはナトリウムを排出させて尿を出させる利尿作用という効果があります。
また、誰もが知っての通りコーヒーやお茶に含まれるカフェインにも利尿作用があり、塩分の排出をさらに助けてくれるかもしれません。
昼食時などに塩分を取りすぎた時は、コーヒーやお茶を1杯飲むのも効果的です。

ただし、二つ注意点があります!
一つ目は、カフェインの取りすぎに気を付けることです!睡眠に影響するので14時までの摂取にするようにしてみてください。
二つ目は、カフェインの利尿作用で脱水になることです。その分「水」を多めに摂取してみてください。
③野菜や果物などカリウムを多く含む食材を食べる
塩分を取りすぎたときの対処法の三つ目は、野菜や果物などカリウムを多く含む食材を食べることです。
先ほど紹介したように、カリウムにはナトリウムの排出させて尿を出させる利尿作用の効果があります
カリウムが豊富で食べるのにおすすめな野菜と果物は、
- ほうれんそう
- にんじん
- キャベツ
- ブロッコリー
- アボカド
- バナナ
上記の7つです!
食材をゆでたりするとカリウムが少なくなってしまうため、そのまま食べられる食材がおすすめです。
へるし医では、一貫してカリウムの多い食材としてバナナをおすすめしているので、ぜひバナナを1本でもいいので摂取するようにしてみてください。

体の中の塩分の量を調整するのに、塩分の摂取量を減らす減塩は有名です。
反対に、塩分の排出量を増やすことまで知っている人は少ないので、塩分を取りすぎたときや普段の塩分の量を減らしたい人は試してみてください。
減塩とカリウム摂取に関しては、次の記事もぜひ参考にしてみてください。

そこで、本記事では、
- 塩分をとりすぎたら太る?
- 塩分を過剰摂取した時の症状
- 塩分を取りすぎたときの3つの対処法
この3つをもとに、塩分を取りすぎたときの症状と対処法についてわかりやすく紹介しました。
塩分を取りすぎると体の水分が増えて一時的に太ります。
塩分太りは水太りと一緒で1〜2日で戻るのが一般的ですが、他の栄養からカロリーを取りすぎて手強いお腹周りの脂肪増加につながることもあります。
塩分を少し過剰摂取した時にはほとんど症状は出ませんが、異常に摂取した時は次のような症状が出ることがあります。
- 頭痛
- だるい
- 吐き気
- 喉が渇く
- むくみ
- ニキビ
- 肌荒れ
このような症状が出た時は、次の3つの対処法でナトリウムの排出を増やすようにしてみてください。
- 水をこまめに頻回に摂取する
- コーヒーやお茶などカリウムを多く含む飲み物を飲む
- 野菜や果物などカリウムを多く含む食材を食べる
塩分を取りすぎたときはナトリウムを体の外に排出する量を増やして、体の中の塩分の量を減らしましょう!
もしも塩分を取りすぎた時は、ぜひ紹介した3つの対処法を実践してみてください。

それでは今日も、良い筋トレライフを!