
こんにちは。
みちのくDr.です!
本日は、塩分の取りすぎのリスクや取りすぎた時の症状や病気について紹介します。
塩分と取りすぎると体に悪いと聞くことが多いですが、
「塩分を取りすぎるとどんなリスクがあるの?」
「塩分を過剰摂取した時に出る症状は?」
「塩分を取りすぎ続けると病気になる?」
と疑問に感じる人は多いでのはないでしょうか?
そこで、本記事では、
- 塩分を取りすぎている人は約70%!塩分過多は死因ワースト5位!
- 塩分は体に悪い!塩分を過剰摂取した時の症状
- 塩分を取りすぎ続けた時にかかる病気
この3つをもとに、塩分取りすぎのリスクについてわかりやすく紹介します。
- 塩分を取りすぎた時のリスクを知りたい
- 塩分を過剰摂取したい時の症状を知りたい
- 塩分を取りすぎ続けた時に起きる病気を知りたい
このように思っている人は、ぜひ本記事を通して塩分の取りすぎるとどうなるのか確認してみてください。
塩分とりすぎのリスクや将来起こる病気を知ったら、少しでもリスクを減らすために今日から減塩にチャレンジしてみてください。

塩分の取りすぎは体に悪いと言われても、どうして体に悪いのかよくわからないですよね。
ならば、ぜひ本記事で塩分過剰摂取のリスクについて一緒に確認していきましょう!
リスクをはっきり知ることができれば、自然と減塩も取り組みやすくなりますよ。
目次

はじめに、塩分を取りすぎている人の割合について紹介します。
すでに見出しに結論を書いていますが、厚生労働省の調査では日本人の塩分を取りすぎている人の割合は約70%もいることがわかっています。
塩分の摂取量の目安については各団体で次のように公表しています。
実際に、日本人の塩分の一日の平均摂取量を確認すると次のような推移です。

参考:厚生労働省「令和元年国民健康・栄養調査報告」一部改変
少しずつ日本人の塩分の摂取量は減ってはいるものの、先ほど紹介した各団体が公表する目標量の1.5倍以上の塩分を平均して摂取しています。
次の図で、年代別に見てもほぼ全ての世代で塩分を取りすぎていることがわかっています。

参考:厚生労働省「令和元年国民健康・栄養調査報告」
このように塩分を過剰摂取している状態が続いている中、2007年の調査では日本人の死因として塩分の取りすぎが死因のリスクとして5番目に高いことがわかっています。

参考:厚生労働省「図表8-4-1 リスク要因別の関連死亡者数(2007年)」一部改変
ダントツ1位は喫煙ですが、塩分の取りすぎは日本人の死因として3%もあるので塩分の過剰摂取が体に悪いことがわかります。

塩分の取りすぎが死因の3%と紹介しましたが、高血圧の人も含めるとおそらく死因のリスクはもっと高いです…
塩分を取りすぎ続けると死亡するリスクが高くなるのでお気をつけ下さい!
では、次に塩分を過剰摂取したい時に起こる症状を紹介します。

次に、塩分を過剰摂取した時に起こる症状について紹介します。
ズバリ、塩分を少し過剰摂取しても症状は特にありません…
実は、症状がないことが塩分の取りすぎの恐ろしい点です。
もしも、風邪をひいた時みたいに、
- 熱
- 咳
- のどの痛み
などが出ればほとんどの人が不快に感じて治そうします。
でも、こういった症状が出ないことで塩分を取りすぎ続けて、後ほど紹介する病気や死因のリスクにつながってしまいます!
もちろん、塩分を超過剰摂取した時には次のような7つの症状が出るので、その時は過剰摂取どころか「塩分のスーパー過剰摂取!」だと判断してください!
- 頭痛
- だるい
- 吐き気
- 喉が渇く
- むくみ
- ニキビ
- 肌荒れ
これらの症状は、
- 血圧の上昇
- 体の細胞内の水分不足
- 体の細胞外の水分過剰
などが原因で症状が起きます。
紹介した7つのような症状を感じる人は、塩分を異常に過剰摂取しているので一刻も早く取りすぎないようにしてみてください。

体に不快な症状があれば誰しも治そうと行動しますが、少しの過剰摂取だと症状がないことが塩分のとりすぎのワナです!
塩分を取りすぎ続けると、どんどん自分達の体に病気が忍び寄ってきます。
どんな病気が襲いかかるのか、以降で一緒に確認していきましょう。

最後に、塩分を取りすぎ続けた時に忍びよる病気について紹介します。
塩分の取りすぎが死因のワースト5位であることを紹介した図を確認すると、塩分過多が原因で起こる病気は次の図のように大きく2つの疾患に分けることができます。

参考:厚生労働省「図表8-4-1 リスク要因別の関連死亡者数(2007年)」改変
塩分を少しでも過剰摂取し続けると、
- 高血圧
- 脳卒中
- 心筋梗塞
- 胃がん
- 食道がん
などの2大疾患のリスクが上がり、着実に自分達の体にこれらの病気が忍び寄ります。
症状が特にない塩分の過剰摂取の状態が続いて、気づいた時にはこれらの病気にすでに体むしばまれている人は多いです。
がんももちろん怖いですが、気づかないうちになってしまう高血圧などの生活習慣病も恐ろしいです。
生活習慣病の恐ろしさは次の記事で確認してみてください。
いつから減塩を始めて遅すぎることはないので、少しでもこれらの病気のリスクを下げるために今日から減塩してみてください!

減塩するための塩分の一日の摂取量の目安や減塩する方法については次の記事でさらに詳しく紹介しています。
また、塩分は摂取量を減らすと同時に塩分を体外に排出してくれるカリウムの摂取を増やすことも大切です!
自分ができそうなことから1つずつ始めて、塩分の取りすぎのリスクを減らしてみてください。

本記事では、
- 塩分を取りすぎている人は約70%!塩分過多は死因ワースト5位!
- 塩分は体に悪い!塩分を過剰摂取した時の症状
- 塩分を取りすぎ続けた時にかかる病気
この3つをもとに、塩分取りすぎのリスクについてわかりやすく紹介しました。
塩分を取りすぎている人は約70%もいて、次の図のように塩分の過剰摂取は死因のリスクとして5番目に多いです!

参考:厚生労働省「図表8-4-1 リスク要因別の関連死亡者数(2007年)」一部改変
塩分の取りすぎの恐ろしい点は過剰摂取しても特に症状がないことで、症状がないために減塩の大切さが実感できず次のような病気が自分達の体に忍び寄ります。

参考:厚生労働省「図表8-4-1 リスク要因別の関連死亡者数(2007年)」改変
いつから減塩しても遅いことはないので、健康寿命を少しでも延ばして人生を全うするために今日から減塩してみてください!

それでは今日も、良い筋トレライフを!
出典