こんにちは。
みちのくDr.です!
本日は、禁酒する方法と禁酒を継続するための9つのコツを紹介します。
お酒をやめる決意をしたはいいものの、
「禁酒する方法とは?」
「禁酒を継続するためのコツは?」
と悩む人は少なくないですよね。
そこで、本記事では、
- 禁酒するやり方は1つ!男性も女性もお酒をやめる!
- 禁酒を継続するための9つのコツ
この2つをもとに、禁酒する方法と禁酒を継続するための9つのコツをわかりやすく紹介します。
アルコールを断ちたくてもなかなか飲酒の習慣をやめられない人は、ぜひ本記事を通して禁酒のコツを確認してみてください!
禁酒を継続するためのコツを押さえれば、無理なく誰でも簡単にお酒をやめることができるので、コツを踏まえて禁酒にチャレンジしてみてください。
お酒好きにとって禁酒は難しいものですよね。
自分も酒好きだったので、禁酒の大変さについては強〜く共感できます。
でも、コツさえ押さえれば禁酒は誰でもできるので、ぜひ本記事で紹介するコツを踏まえて禁酒に挑戦してみてください。
目次
はじめに、禁酒する方法について紹介します。
ズバリ!禁酒するやり方はただ一つ、お酒をきっぱりやめることです!
「禁酒なんだから当たり前じゃん」と思う人もいますよね。
でも、禁酒と言いながらも誘惑に負けて、お酒を少し減らして飲む「減酒」になってしまう人が多いです。
当たり前ですが、禁酒と減酒は全く違います!
アルコールには依存性があるため、お酒をやめるためには減酒ではなく一滴も飲まない禁酒一択です。
お酒はやめる方法はシンプルにアルコールを一切飲まないことなので、減酒で妥協しないように決心を固く決めてしまうことがおすすめです。
アルコールを飲むと、ドーパミンという快楽を感じるホルモンが出ます。
このドーパミンが「またお酒を飲みたい!」と人に思わせるアルコールの依存性の正体の一つです(1)。
禁酒と違って、減酒はアルコールの依存性にとらわれたままなので「ちょっとだけ…」とお酒の誘惑に負けないようにお気をつけください。
次に、禁酒を継続するためのコツについて紹介します。
お酒の誘惑に負けずに禁酒を続けるコツは主に次の9つです。
- お酒の健康への悪影響や禁酒の効果・メリットを知る
- なぜアルコールを飲みたいと思うのか考える
- 禁酒することを誰かに話す
- 禁酒仲間を見つける
- お酒を処分する
- 飲みたくなったらノンアルコールビールなどを飲む
- イライラする時は医師に相談する
- 禁酒継続日数を記録する
- 水分補給して喉が渇かないようにする
上記の9つのコツ全てを実践できると禁酒の継続は誰にとっても簡単なことになります。
全部を実行できなくても、一つでも多くのコツを押さえると禁酒は継続しやすくなるため自分ができそうなことからチャレンジしてみてください。
それぞれのコツについて、以降でくわしく説明します。
禁酒のコツ①お酒の健康への悪影響や禁酒の効果・メリットを知る
禁酒のコツの一つ目は、お酒の健康への悪影響や禁酒の効果・メリットを知ることです。
なぜ知ることがコツかというと、お酒の健康被害や病気のリスクを知っているとお酒の誘惑に打ち勝てるからです。
禁酒の継続にはお酒を飲みたいという欲に負けないようにする必要があるため、まずはお酒の健康被害や病気のリスクについて確認することがおすすめです。
本記事作成までに、自分も3週間にわたってお酒についての論文を読みあさってお酒の健康被害について学びました。
お酒の悪影響ついて知れば知るほど、自分もお酒の欲望に打ち勝てるようになったので、禁酒したい人は「知る」ことがおすすめです!
お酒の健康への悪影響や病気のリスクについては、以下の記事でくわしく説明しているのでぜひ合わせてご覧ください。
禁酒のコツ②なぜアルコールを飲みたいと思うのか考える
禁酒のコツの二つ目は、なぜアルコールを飲みたいと思うのか一度考えてみることです。
アルコールを飲みたいと思った時に、なぜ飲みたいという欲望が生じるのか10秒でもいいので振り返って考えてみてください。
お酒を飲みたいという理由は、次のような原因であることがほとんどです。
- 人間関係などのストレス
- 夜眠れない(不眠症)
- 無意識の習慣
- お付き合い
ストレス解消や夜寝るためにお酒を飲むのは逆にストレスを増やしたり不眠の悪化の原因になってしまうことがあります。
また、なんとなく飲んでいる場合や付き合いの場合には、お酒を飲む必要性はほぼありません。
どうしてアルコールを飲みたいと思うのか考えるとお酒をやめるきっかけや理由を作ることができるので、ぜひ一度振り返ってみてください。
禁酒のコツ③禁酒することを誰かに話す
禁酒のコツの三つ目は、誰かに禁酒することを伝えることです。
何か成し遂げようとする時、誰かに伝えると成功する確率があがりやすく習慣化しやすいことがわかっています(2)。
誰に宣言してもいいですが、身近な人ほど効果があるかもしれないので、
- 家族
- 友人・同僚・上司
- SNSで連絡を取り合う人
などの人に、「禁酒します!」と伝えることがおすすめです。
宣言する人がいない人は、本記事にぜひ禁酒宣言のコメントをしてみてください。応援のメッセージをお伝えさせて頂きます。
禁酒のコツ④禁酒仲間を見つける
禁酒のコツの四つ目は、禁酒仲間を見つけることです。
運動と同じで、禁酒も誰かと一緒に始めたり続けると継続しやすいです(3)。
家族や友達と禁酒を始めたり、twitterで禁酒アカウントをフォローするのも一つの方法としておすすめです!
禁酒のコツ⑤お酒を処分する
禁酒のコツの五つ目は、お酒を処分することです。
お酒を自分の手で処分すると一層お酒をやめる意思が固くなります!
捨てるのはもったいないですが、もったいないという迷いを打ち消すには最良の方法の一つなので、譲ることができないお酒などは自分の手で捨ててみてください。
自分もお酒をやめるために、すでに開けていた日本酒を捨てました。
自分の手でお酒を捨てると、禁酒の迷いが一切なくなるのでおすすめです!
ただし、我が家のように「料理酒に使おうと思ったのに!」と妻に怒られないようにお気をつけください(笑)
禁酒のコツ⑥飲みたくなったらノンアルコールビールなどを飲む
禁酒のコツの六つ目は、ノンアルコールビールなどのノンアル飲料を活用することです。
禁酒していると、どうしても飲みたいと我慢できない時が来るかもしれないので、その時にはノンアルコール飲料を飲むようにしてみてください。
ノンアルでも脳は十分に「お酒を飲んだ」と錯覚することができるのでおすすめです。
ただし、ノンアルにもメリットがあればデメリットもあります!
毎日習慣的に飲むことにならないように気をつけつつ、どうしてもお酒を我慢できない時だけノンアルを飲むのがおすすめです。
ノンアルコールビールなどのメリットやデメリットについては、次の記事でくわしく紹介しているので気になる人は合わせてご覧ください。
禁酒のコツ⑦イライラする時は医師に相談する
禁酒のコツの七つ目は、イライラするときは医師に相談することです。
お酒を我慢すると、どうしてもイライラしてしまったりソワソワする人は、もしかすると軽度のアルコール依存症の可能性があります。
イライラするような時は一人で無理して頑張らず、医師などの専門家の力を借りて禁酒にチャレンジしてみてください。
禁酒のコツ⑧禁酒継続日数を記録する
禁酒のコツの八つ目は、禁酒した日を記録することです。
なぜ記録するかというと、禁酒した日数が長ければ長くなるほど自信になってさらに禁酒が継続しやすくなるためです(3)。
3日、1週間、1ヶ月と続いていくと、どんどん自信が湧いてくるので、禁酒する時はぜひ禁酒期間を記録してみてください。
禁酒のコツ⑨水分補給して喉が渇かないようにする
禁酒のコツの九つ目は、水分補給をして喉が渇かないようにすることです。
暑い夏などは、喉が渇くと反射的に「お酒を飲みたい」と思う人もいるのではないでしょうか。
そのため、こまめに水や炭酸水などで水分補給して喉が渇かないように対策することも禁酒の継続のコツの一つです!
食欲を同じように、喉が渇くと自分をコントロールできなくなってついお酒を飲んでしまう人は、こまめに水分不足して対策してみてください。
こまめに水分補給することで、禁酒の継続はもちろん、熱中症の予防やそれ以外の健康のメリットもあります!
1日の水分補給の目安などについては次の記事で紹介しているので、ぜひ一度確認してみてください。
禁酒のために水分補給しつつ、こまめに水分補給する健康のメリットを得てしまいましょう!
本記事では、
- 禁酒するやり方は1つ!男性も女性もお酒をやめる!
- 禁酒を継続するための9つのコツ
この2つをもとに、禁酒する方法と禁酒を継続するための9つのコツについて紹介しました。
当たり前ですが、禁酒する方法はただ一つ「お酒をきっぱりやめる」ことです!
お酒を飲む量を減らす減酒だと、アルコールの依存性からは逃れられていないのでお気をつけください。
お酒の誘惑に負けずに禁酒を続けるコツは主に次の9つです。
- お酒の健康への悪影響や禁酒の効果・メリットを知る
- なぜアルコールを飲みたいと思うのか考える
- 禁酒することを誰かに話す
- 禁酒仲間を見つける
- お酒を処分する
- 飲みたくなったらノンアルコールビールなどを飲む
- イライラする時は医師に相談する
- 禁酒継続日数を記録する
- 水分補給して喉が渇かないようにする
全て実践できれば禁酒は誰でも簡単にできます!
難しい場合には、一つでもいいので少しずつできることを増やして禁酒の成功確率を上げられるようにしてみてください!
それでは今日も、良い筋トレライフを!
出典
(1)NIH「Prescription Stimulans DrugFacts」
(2)石野レイ子 他:成人の運動習慣を継続するための支援に関する実証的研究、関西医療大学紀要、Vol. 10, 2016
(3)江口泰正 他:運動継続者に見られる継続理由の特色―労働者における運動継続への行動変容アプローチに関する研究ー:日研教誌 第27巻 第3号, 2019