こんにちは。
みちのくDr.です!
本日は、ロカボとはどんな意味があるのかについて紹介します。
買い物をする時によく「ロカボ」と商品に書かれているのを見ますよね。
でも、「ロカボって何?」「ロカボは健康にいいの?」と疑問に感じる人は多いと思います。
そこで、本記事では
- ロカボとはどんな意味?
- ロカボの糖質制限ダイエットの注意点と一日の糖質の目安
- 医師が勧めるロカボの賢い使い方
この3つについて説明します!
ロカボは食事に含まれる糖質が少なく、糖質を制限するのにはすごく便利です!
でも、過度な糖質制限ダイエットには落とし穴もあるのでご注意ください!
本記事では、一日の糖質の目安をもとに医師が勧めるロカボの付き合い方も紹介するので、ぜひ参考にしてロカボを賢く使いこなしてください!
「ロカボ」は糖質をおさえるには便利な商品です!
でも、ロカボと書かれていればいい訳ではないので注意が必要です!
ロカボをうまく使って、食事を上手に管理していきましょう。
目次
ロカボとは、「おいしく楽しく適正糖質」という考えをもとに、1食で摂取する糖質の量を20〜40gにするという考えです。
よく、下のようなロカボマークを見ませんか?
ロカボは、一般社団法人 食・楽・健康協会という組織が商標登録していて、このマークがあるとロカボを示す商品です。
炭水化物の中でも、1gあたり4キロカロリーある糖質の量を少なくしたり食後の血糖値が高くなるのを防ぐには便利な食べ物です。
ロカボは糖質の量や食後高血糖を抑えたい時には便利です!
でも、便利なものには必ず注意点もあります。
次にロカボの注意点を説明します。
次に、ロカボの糖質制限ダイエットの注意点について説明します。
ロカボでは糖質の量として、以下の量を目安にすることを勧めています。
- 1食 20〜40g
- デザート 10g
- 1日合計 70〜130g
そのうえで、「糖質の量だけ気にしておなかいっぱい食べても大丈夫」と紹介されていますが、糖質だけでなくたんぱく質や脂質の栄養と1日の総カロリーも気にすることが大切です!
確かに糖質を制限することで、カロリーや食後高血糖を抑えて太りにくくすることができます。
でも、他の栄養も含めたバランスを意識して1日のカロリー少なくすることのほうが健康的にダイエットするためには大切です(2)。
ロカボで紹介されている先ほどの糖質の量では、一日の栄養バランスの中で炭水化物が25%ととても少なくなってしまいます。
1日の炭水化物の必要量の目安は食事全体の50〜65%なのでもっと糖質を摂取したほうが健康的です。
具体的には、男女別に1日の糖質の目安の量としては、
- 男性 300g
- 女性 250g
このくらいの量を目安に減らすことが栄養のバランスとしてはおすすめです。
糖質の量については、以下の記事でそれぞれの人の基礎代謝量ごとに目安をさらに詳しく紹介しているのでぜひ合わせてご覧ください。
また、ダイエットの目安としては3ヶ月で現在の体重の3%を減らす無理のないペースで減量することがおすすめです。
医師が勧めるダイエットのペースについては、以下の記事をぜひご覧ください。
糖質制限ダイエットは短期的には痩せやすいです。
でも、1ヶ月など長い期間だと糖質制限しないダイエットと効果は変わらないことがわかっています。
逆に、糖質制限ダイエットは減量後に糖質を制限していた反動で、糖質の食べすぎでリバウンドしやすいので注意が必要です!
最後に、へるし医でおすすめなロカボの賢い使い方をご紹介します!
糖質を制限しすぎることはカラダに良くないですが、ロカボの食べ物を最初に食べて血糖値がすぐに高くならないようにすることはとても健康的です。
食後に血糖値が急激に上がると、インスリンという血糖値を下げるホルモンが過剰に出て太りやすくなってしまいます。
そのため、食後の高血糖を予防するために、食事の最初にロカボの商品を食べて賢く健康的に糖質とお付き合いしましょう!
ロカボの商品ではなく、炭水化物の中でも食物繊維の多い食べ物でも食後の高血糖を予防することができます。
食物繊維の多い食べ物については以下の記事で紹介しているのでぜひ合わせてご覧ください。
本記事では
- ロカボとはどんな意味?
- ロカボの糖質制限ダイエットの注意点と一日の糖質の目安
- 医師が勧めるロカボの賢い使い方
この3つについて説明しました!
ロカボとは、「おいしく楽しく適正糖質」という考えをもとに、1食で摂取する糖質の量を20〜40gにするという考えです。
でも、ロカボの考えでは糖質を制限しすぎなため、男女別に1日の糖質の目安の量として以下の量を目安にしましょう!
- 男性 300g
- 女性 250g
この糖質の量を目安に、食後の高血糖を予防するために食事の最初にロカボの商品を食べたり食物繊維の多い食べ物を食べると健康的ですよ!
糖質と賢くお付き合いして、健康的になカラダを目指しましょう!
それでは今日も、良い筋トレライフを!
出典