こんにちは。
みちのくDr.です!
本日は、脂質をとりすぎている人の統計や過剰摂取や不足で生じる症状について紹介します。
脂質が多い食べ物はおいしいものが多くて食べすぎてしまう人が多いですよね。
あぶらっこい食品を食べ過ぎると、
「自分は脂質摂りすぎ?」
「脂質を過剰摂取するとどうなるの?」
「反対に脂質が不足するとどんな症状が出るの?」
と疑問に感じる人もいますよね。
そこで、本日は、
- 脂質をとりすぎている人は統計的に多い!
- 脂質を摂りすぎた時の症状や病気
- 脂質が不足した時の5つの症状
この3つをもとに脂質の過剰摂取や不足した時の注意点について紹介します。
脂質が多い食べ物はおいしくてついつい食べすぎてしまいがちなので注意が必要です。
ぜひ本記事を通して、脂質のとりすぎや不足した時にどんな症状や病気が出るのか確認して1日の脂質の量に気を配ってみてください。
脂質は炭水化物とタンパク質と合わせて「三大栄養素」の一つで大切な栄養の一つです。
脂質を含めてどんな栄養も過不足なくほどほどに摂取することが大切です!
脂質とはどんな栄養なのかについては以下の記事で詳しく説明しているのでぜひこちらも参考にしてみてください。
目次
まずはじめに、日本人の脂質をとりすぎている人の割合についてです。
脂質は1日のカロリーの20〜30%を目安に摂取すると過不足がないとされています
目安を踏まえて、令和元年の国民健康・栄養調査の結果から、脂肪の摂取量が30%を超えている人の割合は、
- 成人男性 約35.0%
- 成人女性 約44.4%
とわかっています。
そして、反対に脂肪の摂取量が25%未満の人の割合は、
- 成人男性 約38.1%
- 成人女性 約30.2%
と不足気味の人も多いです!
脂質をちょうどよく25〜30%程度摂取できている人は男性も女性も約25%と4人に1人しかいません。
脂質を過不足なく摂取することはかなり難しいことのようです。
なかなか栄養まで細かく管理するのは難しいですよね。
脂質を摂りすぎと感じる人は「ザ・日本食」と思うものに変えて、不足と感じる人は「魚料理」を一品加えるだけでもバランスが取れてきますよ。
次に脂質を摂りすぎた時の症状や病気についてです。
多くの場合、脂質を摂りすぎても特に症状は感じない人がほとんどです。
まれですが、脂質を摂りすぎた時に次のような症状が急に出た時は要注意です!
- 腹痛
- 腰痛
- 発熱
- 吐き気
- ふらふらする
脂質を摂りすぎた時に上記のような症状が出た時は急性膵炎と呼ばれる入院が必要な病気の可能性があるので、このような時は医療機関にすぐに相談してください。
しかし、ほとんどの人は脂質を摂りすぎても特に症状はありません。
そのため、脂質を過剰摂取し続けてしまい血液中のコレステロールや中性脂肪が高い脂質異常症(高脂血症)と呼ばれるメタボの病気の一つになってしまいます。
脂質異常症の日本人の割合は年々増えているので、知らず知らずのうちに脂質異常症にならないように脂質の量を気にすることが大切です。
脂質異常症やメタボが原因で万病のもとの「動脈硬化」が起こ離ます。
脂質異常症の怖さやメタボについては次の記事で詳しく紹介しているのでぜひ合わせてご覧ください。
最後に脂質が不足した時の症状について紹介します。
脂質が不足するとビタミンなどの栄養の吸収やホルモンバランスが悪くなります。
そのため、脂質が不足するとビタミン欠乏症と呼ばれる病気になり、
- 元気がない
- メンタルも疲れている
- 皮膚があれる
- 口内炎ができる
- 髪の毛がパサつく
上記のような症状が出ます。
先ほどの統計で脂質が不足している人も約3人に1人と多いので、不足しているかもと感じる人は魚料理などを食べて補ってください!
脂質の1日の目安は1日のカロリーのうちの20〜30%です!
自分のカラダは1日にどのくらいのカロリーが必要なんだろうと思う人は、次の記事で一度確認してみてください。
そこで、本日は、
- 脂質をとりすぎている人は統計的に多い!
- 脂質を摂りすぎた時の症状や病気
- 脂質が不足した時の5つの症状
この3つをもとに脂質の過剰摂取や不足した時の注意点について紹介しました。
日本人の75%にあたる4人中3人の人が脂質のとりすぎか不足している状態です。
脂質は三大栄養素の一つで、摂りすぎでも不足でも病気の原因になってしまうので過不足なく摂取することが大切です!
普段食べるものに脂質がどのくらい含まれているのか意識して、過不足なく脂質を摂取してください!
それでは今日も、良い筋トレライフを!
出典