
こんにちは。
みちのくDr.です!
本日は、脂質の多い食べ物の中でも悪玉コレステロールが増える原因になる飽和脂肪酸が多い食べ物を紹介します。
脂質の量を気にするようになると、
「脂質の多い食べ物はなんだろう?」
「脂質の多い食品の一覧を見たい!」
と思う人が多いのではないでしょうか。
そこで、本記事では脂質の多い食べ物の中でも、特に悪玉コレステロールが増える原因になる飽和脂肪酸が多いお肉の一覧を紹介します。
脂質の中でも飽和脂肪酸をとりすぎると、血液中の中性脂肪やLDLコレステロールといった数値が増えて脂質異常症(高脂血症)の原因になってしまいます。
脂質の量を気にしている人は、ぜひ本記事を参考にお肉から摂取する脂質の量を少なくするように取り組んでみてください。

脂質はさらに、
- 飽和脂肪酸
- 不飽和脂肪酸
の2種類に大きく分かれて、飽和脂肪酸を少なく、不飽和脂肪酸を多く摂取することが大切です。
今回は特に摂取量を少なくしたほうがいい飽和脂肪酸を多く含むお肉について紹介します!
目次

お肉に含まれる脂質の量を紹介します。
お肉は主に、以下の3つの種類別に脂質と飽和脂肪酸の量を紹介します。
- 牛肉
- 豚肉
- 鶏肉
今回も、文部科学省の食品成分データベースをもとに食品に含まれる脂質の量を掲載します。
食品成分データベースには、2,478食品(2022年3月時点)もの食品が登録されていて、脂質以外の食品の栄養についても詳しく知ることができるので、栄養について詳しく知りたい人はぜひ使ってみてください。
それでは、以降で脂質の多い順にお肉を紹介します。
脂質を控えたい人は表の下のほうにある食品を食べるように心がけるようにしてください。
牛肉の脂質の量

まずは、牛肉の脂質と飽和脂肪酸の量についてです。
牛肉に含まれる脂質の量の一覧表は次の通りです。
食品名 | 脂質(g) | 飽和脂肪酸(g) |
---|---|---|
牛 リブロース | 51.8 | 18.2 |
牛 もも | 28.9 | 9.6 |
牛 ヒレ | 18.0 | 6.6 |
出典:文部科学省「食品成分データベース」
リブロースに一番多く脂質が含まれて、牛ヒレ肉が脂質の量も飽和脂肪酸の量も少ないです。
脂質の量が多い肉に飽和脂肪酸も多く含まれるので、脂身の少ないお肉を選ぶことがおすすめです。
豚肉の脂質の量

次には、豚肉の脂質と飽和脂肪酸の量についてです。
豚肉に含まれる脂質の量の一覧表は次の通りです。
食品名 | 脂質(g) | 飽和脂肪酸(g) |
---|---|---|
豚 ばらベーコン | 39.1 | 14.8 |
豚 かたロース | 19.2 | 7.3 |
豚 もも | 10.2 | 3.6 |
豚 ヒレ | 3.7 | 1.3 |
出典:文部科学省「食品成分データベース」
豚肉でもやっぱり「ヒレ」がダントツで脂質が少ないです。
とんかつでも脂身の少ないヒレ肉がおすすめされるように、迷ったら「ヒレ」肉です!
鶏肉の脂質の量

お肉の最後に、鶏肉の脂質と飽和脂肪酸の量についてです。
鶏肉に含まれる脂質の量の一覧表は次の通りです。
食品名 | 脂質(g) | 飽和脂肪酸(g) |
---|---|---|
鶏 もも 皮付き | 14.2 | 4.4 |
鶏 むね 皮付き | 5.9 | 1.5 |
鶏 もも 皮なし | 5.0 | 1.4 |
鶏 むね 皮なし | 1.9 | 0.5 |
出典:文部科学省「食品成分データベース」
鶏肉に含まれる脂質の量は皮付きか皮なしかで大きく違います。
皮なしにするだけで脂質の量はグンと抑えることができるので、脂質の量を少なくしたい時には皮がないものがおすすめです。

一覧表で確認してきたように、お肉に含まれる脂質の量は、
- 牛肉
- 豚肉
- 鶏肉
この順番で多いです。
脂質や飽和脂肪酸の量を少なくするなら鶏肉を選びましょう!
部位としては、「皮なしの鶏むね」と「ヒレ」がおすすめですよ!

本記事では脂質の多い食べ物の中でも、特に悪玉コレステロールが増える原因になる飽和脂肪酸が多いお肉の一覧を紹介します。
お肉の脂質には主に飽和脂肪酸が多く含まれています。
飽和脂肪酸をとりすぎると血液中の中性脂肪やLDLコレステロールといった数値が増えて脂質異常症(高脂血症)の原因になってしまいます。
脂質の少ないお肉は、その分タンパク質など他の栄養をたくさん含んでいるので、飽和脂肪酸を抑えて他の栄養素を豊富に摂取するためにも脂質の少ないお肉を選ぶことはおすすめです!
飽和脂肪酸の摂取量を少なくしてコレステロールの数値を下げていきましょう!

それでは今日も、良い筋トレライフを!
出典