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寝る時間帯や起床時間から何時に寝るのがベスト?理想の就寝時間の目安

寝る時間帯や起床時間から何時に寝るのがベスト?理想の就寝時間の目安

みちのくDr.
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こんにちは。

みちのくDr.です!

本日は、寝る時間帯起床時間から何時に寝るのがベストなのか紹介します。

睡眠や寝る時間について、

理想は何時に寝るのがベスト?

最適な寝る時間帯ってあるの?

と、健康的な就寝時間や起床時間について知りたいと思う人は多いのではないでしょうか。

そこで、本記事では、

  • 理想の寝る時間帯は人によって違う!
  • ベストな寝る時間は起床時間から逆算して計算

上記の2つをもとに、理想的には何時に寝るのがいいのかわかりやすく紹介します。

何時に寝ると最も健康的なのか知りたい人は、ぜひ本記事を通して自分にとってベストな就寝時間を確認してみてください。

睡眠に関わる時間を調整して、必要十分な睡眠時間を確保しながらより質の高い睡眠を得られるように本記事をお役立てください。

みちのくDr.
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いつも何時に寝て、何時に起きていますか?

 

就寝時間や起床時間は決まっていますか?それとも毎回バラバラですか?

 

実は、就寝時間や寝る時間帯は固定しているほうが健康的です!では、何時に寝るといいのか以降で一緒に確認していきましょう!

寝る時間帯として何時に寝るのがベストかは人によって違う!

寝る時間帯として何時に寝るのがベストかは人によって違う!

はじめに、理想の就寝時間や寝る時間帯について紹介します。

見出しに記載の通り、何時に寝るのがベストかは人によって違います!

理由は、それぞれの人の体内時計である「概日リズム」が人によって異なるからです。

概日リズムはいろいろな刺激でズレが生じますが一番強力な影響は「光」です(1)。

一般的には、起床して日光や明るい光を浴びてから15〜17時間後に眠くなります。

そのため、起きてから15〜17時間後に寝るのがベストで、起きてから15〜24時間後が理想の寝る時間帯です。

みちのくDr.
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寝る時間のベストは午後10時などと決まっておらず、人の体内時計や1日のリズムによって理想の就寝時間は違います。

 

基本的には、起きてから日光や明るい光を浴びた時間を基準として人の体内時計のリズムが調整されます。

 

では、起床時間ごとに何時に寝るのが理想的なのか、以降で一緒に確認していきましょう。 

ベストな起床時間から適切な睡眠時間を逆算した時間が理想の寝る時間

ベストな起床時間から適切な睡眠時間を逆算した時間が理想の寝る時間

理想の寝る時間は人それぞれ違う起床時間から逆算して決めることがベストです。

起床時間や就寝時間などに関しては、次の表の順番に沿って決定してみてください。

ベストな起床時間と就寝時間の決め方
  1. 起床時間を固定(※)
  2. 睡眠時間を7〜9時間に調整
  3. 就寝時間を逆算して固定(※)

(※)夜勤などのシフト制勤務の人は日勤・夜勤などのパターン毎に決める

朝の身支度や朝の活動によって起床時間は人により違うので、まずは平日も土日も関係なく毎日起きる時間を自分にとってベストな時間に固定してみてください。

次に、一般的に大人にとって健康的な睡眠時間の目安は7〜9時間なので、睡眠時間を7〜9時間確保できるようにします(2)。

最後に、就寝時間を起床時間から睡眠時間を引いて逆算すれば自分にとって理想の寝る時間を決めることができます!

計算が手間な人は、起床時間と睡眠時間をもとに以下の早見表からベストな就寝時間を決めてみてください。

起床時間7時間睡眠8時間睡眠9時間睡眠
3時20時19時18時
4時21時20時19時
5時22時21時20時
6時23時22時21時
7時0時23時22時
8時1時0時23時
9時2時1時0時
10時3時2時1時
11時4時3時2時
12時5時4時3時
13時6時5時4時
14時7時6時5時
15時8時7時6時
16時9時8時7時
17時10時9時8時
18時11時10時9時
19時12時11時10時
20時13時12時11時
21時14時13時12時
22時15時14時13時
23時16時15時14時
0時17時16時15時
1時18時17時16時
2時19時18時17時
ベストな起床時間から逆算した理想の寝る時間の目安の早見表

自分にとって何時に寝るのがベストな時間か決まりましたか?

自分にとって理想となるように寝る時間を固定すると毎日寝てから1〜4時間以内に成長ホルモンが大量に分泌されて睡眠の質も上がることがわかっています(3)。

  • 就寝時間
  • 睡眠時間
  • 起床時間

この3つを固定して、十分な睡眠時間を確保するとともに、高い質の睡眠を得られるようにしてみてください。

みちのくDr.
みちのくDr.

理想の睡眠時間や睡眠の質を高める方法については、次の記事でそれぞれ詳しく紹介しています。

 

睡眠に関する時間を固定しつつ、睡眠時間(量)と質の両方を最適にできるように調整してみてください!

 

睡眠を最適化できると起きている時間の活動も最適化できるので、睡眠にとことんこだわってみてください!

まとめ

まとめ

本記事では、

  • 理想の寝る時間帯は人によって違う!
  • ベストな寝る時間は起床時間から逆算して計算

上記の2つをもとに、理想的には何時に寝るのがいいのか紹介しました。

体内時計である「概日リズム」は人によって違うため、何時に寝るのがベストかは人によって異なります!

一般的には、起きてから15〜17時間後に寝るのがベストで、起きてから15〜24時間後が理想の寝る時間帯です。

朝の身支度などで起床時間は人によって違うため、次の表の手順で起床時間や就寝時間を決めるのがおすすめです。

ベストな起床時間と就寝時間の決め方
  1. 起床時間を固定(※)
  2. 睡眠時間を7〜9時間に調整
  3. 就寝時間を逆算して固定(※)

(※)夜勤などのシフト制勤務の人は日勤・夜勤などのパターン毎に決める

自分にとって理想となるように寝る時間を固定すると毎日寝てから1〜4時間以内に成長ホルモンが大量に分泌されて睡眠の質も上がることがわかっています(3)。

  • 就寝時間
  • 睡眠時間
  • 起床時間

この3つを固定して、十分な睡眠時間を確保するとともに、高い質の睡眠を得られるようにしてみてください。

睡眠は「量」×「質」のかけ算なので、量と質のどちらもベストになるように調整して毎日最高の1日を過ごしていきましょう!

みちのくDr.
みちのくDr.

それでは今日も、良い筋トレライフを!

 

 

出典

(1)e-ヘルスネット「概日リズム睡眠障害」

(2)CDC Sleep and Sleep Disorders 「How Much Sleep Do I Need?」

(3)Honda Y, Takahashi K, Takahashi S, Azumi K, Irie M, Sakuma M, Tsushima T, Shizume K. Growth hormone secretion during nocturnal sleep in normal subjects. J Clin Endocrinol Metab. 1969 Jan;29(1):20-9.

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