こんにちは。
みちのくDr.です!
本日は、筋トレと有酸素運動のおすすめの順番について紹介します。
筋トレと有酸素運動、両方のトレーニングをしている人の中には、
「筋トレと有酸素運動、どっちが先だとより効果的なの?」
「ダイエットしている時の筋トレとランニングの順番は?」
と悩む人が多いのではないでしょうか。
そこで、本記事では、無酸素運動と有酸素運動のおすすめの順番について紹介します。
筋トレと有酸素運動の両方の運動をしている時点で、すでに運動習慣がある人としては間違いなく上級者レベルです!
今している無酸素運動と有酸素運動をさらに効果的・効率的にするため、ぜひ本記事を参考にしてさらなる高みを目指してみてください!
運動の習慣がない人は、筋トレなどの無酸素運動とウォーキングなどの有酸素運動、どっちでもいいので運動を始めてしまいましょう!
強いて言うなら、あとで有酸素運動を追加するほうが簡単なので、筋トレから始めるのがおすすめです。
では、すでに筋トレも有酸素運動もしている人は、どっちを先にしたほうがいいのか以降で紹介します!
目次
筋トレと有酸素運動の順番は、大きく分けて次の3つの目的ごとに違います!
上記のように目的ごとに運動の順番が違う理由は、有酸素運動と無酸素運動で主に消費されるエネルギー源が次のように異なるためです。
- 有酸素運動:最初は糖質、徐々に脂肪が主なエネルギー源
- 無酸素運動:糖質が主なエネルギー源
これだけの説明では難しいので、3つの目的別になぜ筋トレと有酸素運動の順番が違うのかくわしく説明します!
①ダイエットの時:筋トレ後に有酸素運動
ダイエットで体重を落としたい人は、先に筋トレをすることがおすすめです!
先に筋トレなどの無酸素運動をすると有酸素運動の前に糖質が消費されます。
そのため、筋トレ後の有酸素運動でより効率的に脂肪燃焼させられる可能性があります(1)!
お腹周りの脂肪などを落としたい人は、筋トレ後に有酸素運動をすると効果的です。
②筋肉をつけたい時:筋トレ後に有酸素運動
筋トレなどの無酸素運動では、エネルギー源として糖質が必要です。
筋トレ前に激しめの有酸素運動をすると、パワーを出し切るための糖質が消費されてしまって筋トレの効果が落ちてしまうことがわかっています(2)。
そのため、筋トレの効果を最大化するためには「筋トレファースト」にすることがおすすめです。
筋肉をつけたい人は、5ー10分程度の軽い有酸素運動のウォーミングアップをしてから筋トレを先に行ってみてください!
③スタミナをつけたい時:有酸素運動後に筋トレ
心肺機能を高めたりスタミナをつけたい時には、有酸素運動後に筋トレをすることがおすすめです!
体力をつけたい時に最初に有酸素運動をする理由は、有酸素運動でも「糖質」を消費したほうがスタミナがつきやすいとされているためです(3)。
- マラソン
- スイミング
- トライアスロン
などの競技力を高めたい人は、有酸素運動を先にすると効果的です。
どの目的で運動しているかによって、筋トレと有酸素運動のおすすめの順番は違います!
とはいえ、運動しないよりは運動できる時に無酸素運動と有酸素運動の順番関係なく運動するほうが比べるまでもなく健康的です。
まずは、1日合計10分を目標にどんな運動でもいいので毎日運動することがおすすめです。
運動で生活習慣病などの病気などを予防して健康を保つためにも、筋トレ後に有酸素運動をする順番がおすすめです!
無酸素運動と有酸素運動の両方の運動をすることは、糖尿病や心筋梗塞などほとんど全てのガイドラインで推奨されています(4, 5)。
さらに、生活習慣病の予防するには、無酸素運動を先にしたほうが動脈硬化の予防の効果が高いかもしれないと報告されています(1)。
病気の予防の効果をさらに高めたい時には筋トレファーストで運動してみてください。
無酸素運動よりも有酸素運動のほうが手軽に誰でも始めやすいことが多いです。
だからこそ、少し大変な無酸素運動も運動習慣としてできるだけ早く始めることがおすすめです!
手軽にできる筋トレから始めつつ、ウォーキングやジョギングを組み合わせて無酸度と有酸素の両方の運動を継続してみてください!
本記事では、無酸素運動と有酸素運動のおすすめの順番について紹介しました。
筋トレと有酸素運動の順番は、大きく分けて次の3つの目的ごとに違います!
どの目的のために運動をするかによって、筋トレと有酸素運動のおすすめの順番は人それぞれです。
病気の予防の効果を高めたい時は筋トレファーストがおすすめなので、余裕がある時は順番までこだわって運動してみてください!
それでは今日も、良い筋トレライフを!
出典