こんにちは。
みちのくDr.です!
本日は、コーヒーは腸やお腹にいい飲み物かどうか紹介します。
もともとお腹の調子が良くない人の中には、
「コーヒーは下痢や便秘にいい?」
「コーヒーを飲むと腸内環境はどうなるの?」
と疑問に感じる人が多いのではないでしょうか。
そこで、本記事では、コーヒーは腸やお腹にどのような影響や効果を与えるのかわかりやすく紹介します。
普段の生活で、
- 下痢
- 便秘
- 腹痛
などで困っている人にとって、コーヒーはおすすめかどうかについても説明します。
腸内環境を整えたい人はコーヒーとの今後の付き合い方について、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
コーヒーを飲むと便意をもよおしてスッキリする人もいれば、お腹が痛くなったりゆるくなる人もいます。
そのため、「珈琲はお腹に良い飲み物なの?悪いの飲み物なの?どっちなの⁉︎」とはっきりしていない人が多いです。
では、コーヒーはお腹に良い飲み物なのか悪い飲み物なのか、以降で確認していきましょう!
目次
一般的に、コーヒーはお腹や腸の健康に良い飲み物です!
コーヒーを飲むと腸内環境が良くなって下痢や便秘が改善する可能性があります(1)。
健康な16人の大人を対象にした研究では、3週間毎日1日3杯のコーヒーを飲むと腸内細菌のビフィズス菌の量も動きも良くなったという報告があります(1)。
お腹の病気などがない人はコーヒーを飲むと腸内環境が良くなるので、毎日適度にコーヒーを飲むことがおすすめです。
ただし、お気づきの通りコーヒーを一日に何杯も飲めばそれだけお腹の調子が良くなるわけではないです。どんなものもやりすぎ飲み過ぎは「毒」です。
コーヒーも、飲みすぎるとお腹が痛くなったり下痢や便秘がひどくなることもあるのでお気をつけください。
ほとんどの人はコーヒーの量として1日1〜4杯を目安にすることがおすすめです。
コーヒーは腸内環境を整えるだけでなく、大腸癌のリスクも減らす可能性もあります!
48万9,706人のアメリカ人を対象にした研究では、コーヒーを飲まない人と比べてコーヒーを飲む人は大腸癌のリスクが最大38%低いことがわかっています(2)。
大腸癌のリスクを減らす効果は、カフェインレスやデカフェのコーヒーでもあると報告されています。
カフェインが苦手な人はカフェインの少ないコーヒーもおすすめです。
大腸癌のリスクを減らす効果は、コーヒーだけでなく緑茶にもあります(3)。
大腸癌のリスクを減らす可能性がある理由は、コーヒーと緑茶にそれぞれ含まれるポリフェノールです。
ポリフェノールは抗酸化物質で、がんだけでなく認知症なども予防してくれるので、毎日積極的に摂取するようにしてみてください。
お腹や腸の病気がない人にとって、コーヒーは健康に良い飲み物です。
しかし、ストレスや不安などでお腹がゆるくなったり、
- 下痢
- 便秘
- 腹痛
などの症状が出る「過敏性腸症候群」の人はコーヒーを飲むと症状が良くなることもあれば悪化することもあります。
また、大腸憩室炎の人も同じように憩室が多くなることもあれば憩室炎が起きにくくなったりと、人によって効果はマチマチなようです。
過敏性腸症候群と大腸憩室炎の人には、必ずしもコーヒーがいい飲み物というわけではないので、症状がひどくなる人は控えるようにしてみてください。
すご〜く曖昧な表現しかできず申し訳ないです…
コーヒーが過敏性腸症候群や大腸憩室炎にいいかどうかは、まだ白黒はっきりついていません。
コーヒーを飲むと体調がいい人は適度にコーヒーを飲んで、1杯でも飲むとお腹の調子が悪くなる人は控えるようにしてみてください。
本記事では、コーヒーは腸やお腹にどのような影響や効果を与えるのか紹介しました。
一般的に、コーヒーはお腹や腸の健康に良い飲み物です!
コーヒーを1日1-4杯飲む人は、腸内環境が良くなることで下痢や便秘が改善しやすいです。
また、コーヒーに含まれるポリフェノールの効果で大腸癌のリスクを減らせる可能性があります!
腸内環境を整えつつ快便の生活を送りたい人は、カフェインレスのコーヒーでもいいので適度に毎日コーヒーを楽しんでみてください。
それでは今日も、良い筋トレライフを!
出典