こんにちは。
みちのくDr.です!
本日は、へるし医の筆者が実体験した禁酒のメリットとデメリットを紹介します。
禁酒しようと思ってもなかなか実行できないという人は多いではないでしょうか。
そこで、本記事では肝臓専門医の医者でもあるへるし医ブログの筆者が経験した断酒のメリットとデメリットについて紹介します。
控えめに言って、禁酒にはメリットしかありません!
では、医師が実際に禁酒した時に感じた効果やメリットにはどのようなものがあったのか、ぜひ本記事でチェックしてみてください。
禁酒や断酒は明らかに健康にいいのはわかっていても、なかなか行動に移せない人が多いですよね。
脂肪肝や肝機能障害で断酒を勧めることの多い一人の医師として、断酒経験者として、禁酒のメリットについて以降で紹介します。
禁酒すると本当に健康的になるのか知りたい人は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
へるし医ブログの筆者であるみちのくDr.が3ヶ月にわたって禁酒した時に感じたメリットは次の7つです。
- 生活リズムが安定して乱れにくい
- 睡眠時間の確保と眠りの質が良くなる
- 喜怒哀楽の感情をコントロールしやすくなる
- 受動喫煙の機会が激減する
- 食べ過ぎたり飲みすぎることがなくなる
- 浮いたお酒代で自己投資・資産運用・貯金できる
- 家族や友人など大切な人とのコミュニケーションが増える
正直に、自分が思った以上に禁酒のメリットは大きかったと振り返って実感します。
実体験した断酒のメリットについて、以下にもう少し詳しく記載します。
断酒のメリット①生活リズムが安定して乱れにくい
断酒したメリットの一つは、生活リズムが安定したことです。
飲酒する日は、どうしてもアルコールを飲む時間が長くなって寝る時間が遅くなることがありました。
しかし、断酒すると生活リズムが崩れることがなく、毎日安定して決まった時間に眠くなり、床につけるようになったと実感しています。
断酒のメリット②睡眠時間の確保と眠りの質が良くなる
生活リズムが安定したことで毎日7-8時間の十分な睡眠時間を確保できるようになりました。
また、睡眠時間に加えて、アルコールの覚醒作用などの悪影響がなくなったことで睡眠の質も改善しました。
睡眠に不満足な人は、禁酒するだけで劇的に睡眠が良くなる可能性があります。
アルコールを飲んでいる時は、毎日1-2回はトイレに行きたくなって起きていました。
しかし、長期間禁酒した今はトイレに起きるのは週に1回あるかないかくらいまで減りました。
「眠くなって目を閉じて、目が覚めたらもう朝!」という感覚を味わいたい人は禁酒するとこの体験が得られるかもしれません。
断酒のメリット③喜怒哀楽の感情をコントロールしやすくなる
断酒の思わぬメリットとして、感情のコントロールが上手くなったことも挙げられます。
今振り返ると、飲酒していた当時は、楽しいことや嫌なことがあると感情におもむくままに行動していたような気がします。
しかし、長期間断酒した現在は「どうして喜怒哀楽の感情を持つのだろう?」と第三者のように自分の感情に向き合えるようになりました。
ちまたではよく「アンガーマネジメント」と呼ばれることが多いですが、禁酒すると怒りなどの感情に支配されることも少なくなります。
断酒のメリット④受動喫煙の機会が激減する
断酒する副次的なメリットとして、受動喫煙する機会も激減しました。
お酒を外で飲むとどうしても受動喫煙する機会が多いですが、禁酒すると間接的にタバコの煙を吸う頻度も減ります。
タバコはお酒以上に「百害あって一利なし」なので、たばこの煙から自身の体を守るためには「お酒を飲まない」という選択肢も効果的です。
断酒のメリット⑤食べ過ぎたり飲みすぎることがなくなる
禁酒すると、食べ過ぎたり飲み過ぎたりする機会も減少します。
お酒を飲むと、どうしても節制するという自分自身の欲望のコントロールが難しくなりがちです。
ついつい食べ過ぎちゃう人は、お酒を飲むだけで我慢できるようになるかもしれません。
断酒のメリット⑥浮いたお酒代で自己投資・資産運用・貯金
断酒すると、体が健康的になるだけでなく、お財布も健康的になります!
それまでお酒を飲むために使っていたお金を自己投資・資産運用・貯金などに回せるようになるので、お金の消費行動が変化します。
また、お金の使い方として、これまでは自分だけがお酒を飲むために消費していたお金が、家族旅行など自分以外の人も含めて幸せになるお金に変えることもできます。
浮いたお酒代で、
- 今の自分を強化
- 将来のリスクの備え
- 自分以外の人を幸福にする
上記のようなことに使えます。
お酒を純粋に楽しむ愛飲家以外の人は、お酒と交換したお金の使い方について今一度見直してみてはいかがでしょうか。
断酒のメリット⑦家族や友人など大切な人とのコミュニケーションが増える
先ほど記載したように、浮いたお金を家族や友人とのコミュニケーション代にあてるだけではありません。
お酒を飲む時間自体も家族や友人など大切な人とのコミュニケーションにあてることができるようになります。
お酒を飲んで一人の時間を楽しむのも一興ですが、お酒をやめると大切な人との時間の見直しにもなるので、家族や友人との時間をより大切にしたい人は断酒するのがおすすめです。
ざっと挙げただけでも、以上の7つの断酒のメリットを自分は感じました。
それ以外にも、お酒をやめると太りにくくなって体重管理しやくなったことなどもあります。
個人の感想ではなく、科学的根拠に基づく禁酒の効果やメリットについては次の記事で紹介しているので、客観的な情報も知りたい人は次の記事を参考にしてみてください。
余談ですが、禁酒は「ドーパミン的幸福」の「セロトニン的幸福」と「オキシトシン的幸福」への置換です。
3つの幸福については、精神科医である樺沢紫苑先生の「精神科医が見つけた3つの幸福」がわかりやすいので、幸福について興味がある人は読んでみてはいかがでしょうか。
経験した断酒のメリットについて記載したので、反対のデメリットについても紹介します。
禁酒にはメリットしかないというのがへるし医ブログの結論ですが、強いて挙げるならという名目で次の2つのデメリットを紹介します。
- 飲み会などのコミュニケーションの機会が減る
- お酒の「楽しみ」がなくなる
それぞれのデメリットについて、簡単に以下で説明します。
断酒のデメリット①飲み会などのコミュニケーションの機会が減る
断酒すると、飲み会などの職場のコミュニケーションの機会が減ることが一つのデメリットかもしれません。
しかし、お酒を飲まないで飲み会に出る「ソーバーキュリアス」という選択肢を取る若者が増えているように、別にお酒を飲まなくても飲み会には参加できます。
また、禁酒した当初は他の人がお酒を飲んでいると飲みたくなるかもしれないので注意が必要です。
ソーバーキュリアスや、どのくらいで他の人が飲んでいても飲みたいと思わなくなるかについてはそれぞれ次の記事も参考にしてみてください。
断酒のデメリット②お酒の「楽しみ」がなくなる
お酒を生きる楽しみにしている人は、断酒すると生きる意味や楽しみを失ってしまうことがあります。
運動や動画鑑賞など、飲酒以外の楽しみや趣味があれば問題ないですが、飲酒しか楽しみがない人は生きる喜びを消失してしまうかもしれません。
お酒しか楽しみがないと思う人は、他の生きがいや趣味を見つけてから禁酒してみてはどうでしょうか。
メリットについて紹介したので、デメリットについても記載しました。
しかし、自分はデメリットと感じることはなかったというのが正直なところです。
禁酒するかどうか悩み、へるし医ブログまでたどり着き、ここまで読んだ人でまだ禁酒していない人は、「禁酒する」という意思がほぼ決まっているのではないでしょうか。
ここまで情報検索している人は、禁酒を実行する上で情報の集めすぎかもしれません。
あとは禁酒という行動をとるだけなので、ぜひ勇気ある一歩を踏み出してみてください。
本記事では、肝臓専門医の医者でもあるへるし医ブログの筆者が経験した断酒のメリットとデメリットについて記載します。
みちのくDr.が実感した禁酒のメリットは次の7つです。
- 生活リズムが安定して乱れにくい
- 睡眠時間の確保と眠りの質が良くなる
- 喜怒哀楽の感情をコントロールしやすくなる
- 受動喫煙の機会が激減する
- 食べ過ぎたり飲みすぎることがなくなる
- 浮いたお酒代で自己投資・資産運用・貯金できる
- 家族や友人など大切な人とのコミュニケーションが増える
反対に、強いて挙げるなら次の2つの禁酒のデメリットがあるかもしれません。
- 飲み会などのコミュニケーションの機会が減る
- お酒の「楽しみ」がなくなる
個人的には、禁酒にはメリットしかないと判断しています。
断酒すると心も体も健康的になるので、断酒しようか迷っている人はぜひ禁酒してみてください!
それでは今日も、良い筋トレライフを!