
こんにちは。
みちのくDr.です!
本日は、健康診断の主な7項目の中でも前半3つについて紹介します。
毎年受ける健康診断の検査でなにするのか、内容って覚えてますか?
身長、体重、血圧…あとなんだっけ?
もし全部覚えていたらスゴすぎです!
では、さっそく一覧で確認しましょう!
ジャーン!

※女性の場合は子宮頸がん検査や乳がん検査もあります。
この中でも、特に次の7つの項目を毎年の健康診断で受ける人が多いです。
- 問診・診察
- 身長・体重・腹囲
- 血圧
- 胸のレントゲン
- 心電図
- 採血
- 尿検査
※労働安全衛生規則第44条の定期健康診断の内容をわかりやすい言葉に改変し、採血検査などの項目はまとめています。
年齢や会社によって、省略する検査もあれば、追加で行う検査もあります。
今回は、7項目の中でも、
- 問診・診察
- 身長・体重・腹囲
- 血圧
の前半の3項目について、内容と気をつけたいことをご紹介します。
健康診断を目標にして健康になるためにも、どんなことが検査されるのか一緒に確認しましょう!

テストの出題範囲を確認することって大切ですよね。
たとえ一夜漬けだったとしても…笑
毎年受ける健康診断も同じです!
今回の内容はちょっと難しいかもしれませんが、できるだけわかりやすくお伝えするので最後までぜひご覧ください。
目次

健康診断の問診では、前もって次のような質問票に回答してから医師に体調や生活習慣について質問されます。
質問票と問診の結果から、必要に応じて診察をするので質問票では見栄をはらずありのままに答えてくださいね。
質問票に答えると「自分のカラダに悪いことしているかも…」と気付くきっかけになるかもしれませんよ!
また、気になることなどあれば問診の時にぜひ医師に相談してください。

もしも、あなたの質問の結果が良くなくて怒る先生だとしたら、それは愛情の裏返しだと思ってください!(つらいんですが…)
その先生はあなたのカラダを心配しているからこそエネルギーを使って怒っていのるかもしれません。
そうでなければ怒らないと思いますので…

待ってました!
健康診断のメインイベントの人が多いですよね!
身長と体重を使った一つの項目として、BMIがあります。
BMIは身長に対してちょうどいい体重かどうかを調べるための項目です。
体重や腹囲の目安として、
- BMI
<算出方法> 体重(kg)÷ 身長(m)÷ 身長(m)= あなたのBMI値
18.5~25未満(標準値22)
- 標準体重
<算出方法>身長(m)× 身長(m)× 22 = あなたの標準体重
- 腹囲
男性:85cm未満
女性:90cm未満
この数値が日本での基準です。
もしも、これらの数値よりも高い場合は、
- 動脈硬化
- 糖尿病
- 脂質異常症
- 高尿酸血症
の病気になりやすいです。
また、これらの数値よりも低い場合は、栄養不良の可能性があります(4)。
知っての通り、健康管理する時に一番変化しやすいのが体重と腹囲です!
BMIと腹囲がまずは基準の範囲内になることを目指しましょう!

体重を測る時が一番ドキドキしますよね!その気持ち、ものすご〜くよく分かります!
1週間前や前日から裏技のごとく調整するのではなく、余裕を持って調整するとワクワクに変えることができますよ!
体重管理については、以下の記事で詳しく説明しているので今日から調整するためにぜひご覧ください。


血圧も気になる人が多いかと思います!
塩分を普段から気にしている人ならなおさら!
血圧の目安は、
この数値が日本での基準です。
もしも、これらの数値よりも高い場合は、
- 高血圧症
- 動脈硬化症
- 心疾患
- 脳卒中
の病気になりやすい可能性があります(5)。
もし、高い時には塩分の量が多くないか気にするきっかけにしてください!

高血圧については、日本高血圧学会が一般の人に向けて「高血圧の話」という解説を冊子でまとめています!
全部で20ページくらいなので、血圧や塩分が気になる人はぜひ一度ご覧ください!
へるし医でも、塩分を控えることについては「減らす力」で近々ご紹介します。

毎年受ける健康診断では、特に次の7つの項目を受ける人が多いです。
- 問診・診察
- 身長・体重・腹囲
- 血圧
- 胸のレントゲン
- 心電図
- 採血
- 尿検査
※労働安全衛生規則第44条の定期健康診断の内容をわかりやすい言葉に改変し、採血検査などの項目はまとめています。
本記事では、7つの項目の中でも、
- 問診・診察
- 身長・体重・腹囲
- 血圧
の前半の3項目について、内容と気をつけたいことをご紹介しました。
健康診断を攻略するには、まずはBMIと腹囲が基準の範囲内になるように目指しましょう!
そして、わからないことがあれば問診や診察の時に医師に相談してください!

それでは今日も、良い筋トレライフを!
出典
(5)全国健康保険協会「血圧」