
こんにちは。
みちのくDr.です!
本日は、水を飲むと代謝が良くなることを紹介します。
ダイエットや減量している人の中には、
「水を飲むと代謝が良くなる?」
「水を飲むと痩せる?」
と、水分を取らない人よりも水をたくさん飲む人のほうが痩せやすいかどうか知りたい人もいるのではないでしょうか。
そこで、本記事では、水を飲む効果として代謝が良くなることを紹介します。
運動嫌いの人でも、1日に飲む水の量を増やすだけでダイエットできるかどうか、ぜひ本記事で確認してみてください。

ダイエットしている人の中には、1日の水分の量を制限している人もいるのではないでしょうか。
実は、水分制限はダイエットに逆効果です!
ボクサーの減量では最後の手段として水分制限することも有効ですが、ボクサーのような過酷な減量ではない場合には効果がないどころか逆効果なのでお気をつけください。
では、水を飲む効果として、代謝はどうなるのか以降で紹介します!
目次

ズバリ、水を飲むと代謝が増えます!
水を飲むと代謝が増える理由は、水を飲んで体が冷えた分だけ熱を産生してエネルギーを消費するためとされています(1)。
実際に、肥満の子どもを対象した研究では、冷たい水を飲んだ後はエネルギー消費量が最大で25%増加すると報告されています(1)。
自分の体は代謝が悪いと思う人は、冷たい水を飲むだけで代謝を上げることができるかもしれないので、こまめに水分を補給してみてください。

代謝を上げるには、15〜30℃前後の常温の水よりも4℃くらいの冷たい水を飲んだほうが熱産生が増えるので効果的です(1)。
ただ、冷たいお水を飲み過ぎるとお腹が冷えたり体調を崩したりすることもあります。
なので、無理のない範囲で冷たい水を飲んでみてください。

水を飲むと代謝が良くなる効果は一時的です。
具体的には、水を飲んでから約60分間24〜30%代謝が良くなっている状態が続くとされています(2, 3)。
そのため、水を飲んでダイエットしたい人は、1時間くらい間隔をあけて水分補給するのを継続すると代謝アップの効果が持続するかもしれません。

1時間を目安に飲むと書きましたが、暑い日は熱中症のリスクがあるのでのどがかわく前にこまめに水分補給してください。
また、1日に3リットル以上の水を飲むと飲み過ぎかもしれないので、1日1〜3リットルを目安に調整してみてください。
熱中症や1日の水分の量の目安については、次の記事で詳しく紹介しているので、合わせてご覧ください。

水を飲むと代謝が良くなることを利用してダイエットするのは効果的です!
実際に、肥満の女性を対象にした研究では、食事や運動などの習慣を変えず、水の摂取量を1日1リットル以上に増やすだけで1年で2kg以上痩せる効果があったと報告されています(4)。
体重の他にも、
- BMI
- 体脂肪
- ウェスト周囲系(腹囲)
食事制限や運動が苦手な人は、水の量を増やすだけでもダイエットできるかもしれないので、ぜひチャレンジしてみてください!

清涼飲料水などのジュースをよく飲む人は、水やお茶に置き換えるのも効果的です!
ジュースは間違いなく摂取カロリーを増やしてメタボのもとです。反対に、水やお茶は代謝を増やして消費カロリーを増やしてくれます。
水分を取らない人は水を飲む量を増やして、ジュースを飲む人は水に置き換えて水分を摂取してみてください!

本記事では、水を飲む効果として代謝が良くなることを紹介しました。
水を飲むと、水を飲んで体が冷えた分だけ熱を産生してエネルギーを消費して代謝が上がると言われています(1)。
水を飲むと代謝が高くなる効果は約1時間ほど持続します。
食事や運動などの習慣を変えるのが難しい人は、水をよく飲むようにするだけで痩せられるかもしれないので、こまめに水を飲んでみてください!

それでは今日も、良い筋トレライフを!
出典