こんにちは。
みちのくDr.です!
本日は、1日の果物の摂取量の平均値や不足分について紹介します。
果物をもっとたくさん食べましょうと聞くと、
「果物の摂取量はどのくらい不足しているの?」
「1日にフルーツをあとどのくらい食べればいいの?」
と、疑問に感じる人もいるのではないでしょうか。
そこで、本記事では、日本人の果物の平均摂取量について紹介します。
それぞれの年代で、果物の不足を補うにはどれくらい追加してくだものを摂取すればいいか目安についても説明します。
果物を毎日十分に摂取したい人は、ぜひ本記事を参考に果物の摂取量について見直すきっかけにしてみてください。
毎日果物をどのくらい食べていますか?
そもそも、毎日果物食べていますか?
果物は健康にいい食品ですが、多くの人が不足している食品です。では、多くの人がどのくらい不足しているのか以降で説明します!
目次
果物の1日の平均摂取量について、厚生労働省が公表している平成28年の国民健康・栄養調査をもとに紹介します。
厚生労働省と農林水産省が推奨する果物の一日の摂取量の目安は200gです(糖尿病の人は100g)。
摂取量の目安をあらかじめ確認した上で、日本人の年代別の果物の1日の平均摂取量は次の表の通りです。
表を見ての通り、どの年代も果物は不足しています!
果物の摂取量は70歳以上が最多の153.5gですが、最も少ない30歳代は49.3gと1日の摂取量の目安の1/4も摂取できていません。
また、年代ごとの果物の摂取量の割合は次の通りです。
どの年代も、果物を全く摂取していない人が果物の摂取量の平均値を下げていることがわかります。
そして、目安となる200g以上の果物を毎日摂取できている人は10人に1〜3人しかいません!
多くの人がそもそも毎日果物を食べていないか、食べていても少ないので、健康的な食生活に整えたい人は果物の摂取量を増やせるように調整してみてください。
果物には、
- ビタミン
- ミネラル
- 食物繊維
などの栄養が豊富に含まれています。
一方で、お菓子はよく栄養が全くない無駄なエネルギー源としてエンプティカロリーとも言われます。
※エンプティカロリーとは、ゼロカロリーという意味ではなく、栄養がないからっぽのカロリーという意味
果物は甘いものでもお菓子と違って、甘いものを楽しみつつ栄養も摂取できる食品なので、ついつい甘いものを食べちゃう人は果物に切り替えるようにしてみてください。
果物の一日の摂取量が0gの人が多いことが分かった上で、果物をほぼ毎日食べている人の割合も紹介します。
年代別に見た果物をほぼ毎日食べている人の割合は次の表の通りです。
果物の1日の平均摂取量が一番少なかったのは30代ですが、上表より果物を毎日食べられていない世代は20代に多いことがわかります。
また、果物の摂取量が多い60代以降の世代でも毎日くだものを食べている人の割合は2人に1人もいません!
どの年代も、果物の1日の摂取量も食べる頻度も少ないので、量と頻度の両方を上げて果物を食べるようにしてみてください。
働き盛りの世代は果物の摂取量も摂取頻度も少ないです…
まずは摂取頻度を増やして、次に果物を摂取する量も増やせるように調整することがおすすめです!
では、具体的にどのように果物の摂取量を増やすことがおすすめか次に説明します。
果物の摂取頻度を上げるなら、毎日同じタイミングに果物を食べるようにすることがおすすめです!
できれば毎朝か毎昼に日課として同じ果物か旬のフルーツを食べるようにしてみてください。
また、果物の摂取量としては、
- 50代以下の人:+150g
- 60代以上の人:+50g
上記を目標に今よりも多くフルーツを食べるようにしてみてください!
果物の量の目安については、次の記事で表と図で具体的に紹介しているので、目で見て確認したい人は合わせてご覧ください。
へるし医のおすすめは毎朝バナナを1本食べることです!
バナナはフルーツの中でもカリウムやビタミンB群のビタミンが豊富です!
朝食を抜いている人は、バナナ1本食べるだけでも健康寿命が長くなる可能性があるので果物の摂取量を増やしつつ寿命も長くしてみてください!
本記事では、日本人の果物の平均摂取量について紹介しました。
日本人の果物の摂取量は70歳以上が最多の153.5gで、最も少ない30歳代は49.3gと1日の摂取量の目安の200gまで十分に摂取できていません。
不足分を補う目安として、年代別に以下の量を参考に毎日の果物の摂取量を増やすことがおすすめです。
- 50代以下の人:+150g
- 60代以上の人:+50g
果物を摂取する頻度と量を増やすだけで、より健康的に過ごせるかもしれないので、毎日少しでも多くフルーツを食べられるように食事を調整してみてください!
それでは今日も、良い筋トレライフを!
出典