
こんにちは。
みちのくDr.です!
本日は、筋トレ後にお酒を飲んだ時の悪影響について紹介します。
筋トレ後にお酒を飲むのは良くないと聞いたことがあっても、
「筋トレ後にお酒を飲むとどんな悪影響があるの?」
「なぜアルコールを飲んだ後に筋肉痛になるの?」
と、飲酒した時に筋肉はどのような影響を受けるのか具体的には知らない人が多いでのはないでしょうか。
そこで、本記事では、
- 筋トレ後にお酒を飲む5つの悪影響
- 筋トレしない日もビールやワインなどを飲酒すると筋肉が落ちる
この2つをもとに、筋トレ後のお酒の影響についてわかりやすく説明します!
筋トレしない日を含めてお酒との付き合い方について紹介するので、筋トレする人はぜひ参考にしてみてください。
お酒とスマートにお付き合いして、せっかくの筋トレが水の泡にならないように本記事をお役立てください!

筋トレが大好きな人でも、お酒をこよなく愛している人もいますよね。
でも、お酒を楽しむのはいいですが、筋トレ後のお酒の影響について知っていますか?
もし知らなければ、筋トレ後のお酒の影響やお付き合いの仕方について以降で一緒にチェックしていきましょう!
目次

はじめに、筋トレ後にお酒を飲んだ時に生じる5つの悪影響について紹介します。
筋トレ後にアルコールを摂取すると、次のような影響が体に出ます。
アルコールの筋肉への影響としては上記のような悪い効果ばかりで、飲酒することで筋トレに対していい効果はほぼないです!
それぞれのお酒の悪影響について、以降で詳しく紹介します。
筋トレ後のお酒の悪影響①アルコールが筋肉を脱水・分解して筋肉痛に
筋トレ後のお酒の悪影響の一つは、アルコールの利尿作用によって筋肉の水分が失われて筋肉量が落ちてしまうことです(1)。
筋肉が脱水して水分やミネラル(電解質)が不足すると、筋肉も分解されて次のような症状が出ます。
- 脱力感
- 筋肉のけいれん
- 筋肉痛
そのため、お酒を飲んだ後に筋肉痛になるのは筋肉が分解されている証拠です。
お酒を飲んで筋肉痛が生じる時は、お酒の飲み過ぎなので、アルコールの量を減らすことがおすすめです!
お酒を飲んだ後に脱水になるメカニズムについては、次の記事で紹介しているので、より詳しく知りたいひとはぜひ合わせてご覧ください。
筋トレ後のお酒の悪影響②コルチゾールが増えて筋肉が落ちる
筋トレ後のお酒の悪影響の2つ目は、ストレスホルモンのコルチゾールというホルモンが増えて筋肉が落ちてしまうことです。
コルチゾールというホルモンは筋肉の分解を速めてしまいます(2)。
そのため、筋トレして筋肉にダメージを与えたところにお酒を飲むと筋肉は分解されて落ちるだけで、筋肥大しにくくなってしまいます。
筋肉を増やすための筋トレが、お酒を飲むと筋肉を減らす筋トレに変えてしまうため、お酒にはお気をつけください。
筋トレ後のお酒の悪影響③プロテインなどのタンパク質の吸収が悪化
筋トレ後のお酒の悪影響の3つ目は、お酒を飲むと栄養の吸収が悪化してしまうことです。
お酒を飲むと、腸で栄養が十分に吸収されなくなるため、
- プロテインなどのタンパク質
- BCAAなどのアミノ酸
- クレアチン
などの栄養ももれなく十分に吸収されず、筋肉が合成されなくなってしまいます(3)。
せっかくの栄養を台無しにするだけでなく、筋肉の合成も落ちてしまうので筋トレ後のお酒の飲み過ぎにはお気をつけください。
筋トレ後のお酒の悪影響④テストステロンが減って筋肉が肥大しない
筋トレ後のお酒の悪影響の4つ目は、男性ホルモンであるテストステロンの量が減って筋肉が十分に肥大しなくなってしまうことです。
男性も女性も筋トレ後は、テストステロンが筋肉に作用してさらに筋肉を大きくしてくれます。
お酒を飲むと、テストステロンの量が減って筋肉の合成が落ちるので、筋トレ後のお酒はあまりおすすめできません(4, 5)。
筋トレ後のお酒の悪影響⑤睡眠に影響して成長ホルモンが減って筋肉が落ちる
筋トレ後のお酒の悪影響の5つ目は、お酒が睡眠の質を下げて寝る時に出る成長ホルモンの量が減って筋肉の合成が十分に行われないことです。
成長ホルモンもテストステロンと同じように筋肉の合成を促し、筋肉を大きく太く肥大せるホルモンです。
お酒を飲んで睡眠の質が下がると、成長ホルモンの分泌量が減って筋肉の合成が十分に行われなくなってしまいます(6)。
成長ホルモンと筋肉の合成については、次の記事でより詳しく紹介しているので、筋肉を大きくしたい人は以下の記事も参考にしてみてください。

まとめると、筋トレ後にお酒を飲むと、
- 筋肉が分解されて落ちる
- 筋肉を作るための栄養が十分に吸収されない
- 筋肉の合成が行われないで筋肥大しない
と、筋肉が落ちる方向へ全力で作用します!
お酒を飲んだら、いくら筋トレしても、いくらプロテインやクレアチンを飲んでも意味がなくなってしまいます。
せっかくの筋トレや栄養が無駄にならないように、お酒と上手にお付き合いしてみてください。

次に、筋トレしない日にお酒を飲むと筋肉にどんな影響が出るのか紹介します。
ここまで読んで頂いたように、筋トレしない人もアルコールを摂取すると、筋トレ後と同じように次の5つの悪影響が出ます!
強いて言うなら、筋トレ後よりは筋肉がダメージを受けていないため、筋肉の落ちる量は少ないかもしれません。
そのため、筋肉をつけたい人は筋トレしない日にお酒を適量飲むことがおすすめです。

筋肉をつけたい人は、基本的にはお酒を飲まないことがおすすめです。
お酒が好きでどうしても飲みたい人は、
- お酒は適量
- お酒を飲んだ分以上に水分補給する
この2つを死守するようにしてみてください。
お酒の適量についてはお酒の種類や男性女性別に量の目安について次の記事で紹介しているので、合わせてご確認ください。

本記事では、
- 筋トレ後にお酒を飲む5つの悪影響
- 筋トレしない日もビールやワインなどを飲酒すると筋肉が落ちる
この2つをもとに、筋トレ後のお酒の影響について紹介しました!
筋トレ後にアルコールを摂取した時の影響としては、次の5つが挙げられます。
筋トレしない日も、上記のようなアルコールの悪影響が同じように出ます。
しかし、筋トレ後よりは筋肉がダメージを受けていないため、筋肉の落ちる量は少ないかもしれません。
そのため、お酒を楽しむなら筋トレしない日にお酒を適量飲むことがおすすめです!
筋トレしたらお酒は飲まないと割り切って、効率よく筋トレしてみてください!

それでは今日も、良い筋トレライフを!
出典