こんにちは。
みちのくDr.です!
本日は、UVカットサングラス選び方のコツを紹介します。
紫外線カットや目の周りの日焼けの対策をするためにサングラスを使ってUVカットすることは効果的です!
でも、
「UVカットのサングラスってどういうのがおすすめなの?」
「紫外線カットのサングラスの選び方は?」
と悩む人もいますよね。
そこで、本記事では、
- UVカットサングラスの選び方のコツ3つ
- 透明なクリアレンズはまぶしいけどUVカットできる
- まぶしさ対策はレンズの色と透過率で調整
- へるし医がおすすめするUVカットサングラス
この4つをもとに、紫外線をカットするUVカットサングラスの選び方のコツとおすすめのサングラスを紹介します。
サングラスは長く使えるものなので、目を紫外線から守るためにはどのようなUVカットサングラスを選べばいいか、本記事を参考に慎重に選んでみてください。
UVカットサングラスを使って眼に入る紫外線をカットすれば、
- 疲労や老化
- 白内障などの眼の病気
- 睡眠などの生活習慣の乱れ
など、紫外線による多くの健康被害を予防するメリットがあります!
米国眼学会(AAO)でも、季節を問わず、紫外線の強い日中にUVカットサングラスをかけることがおすすめされています(1)。
UVカットサングラスの効果については以下の記事でチェックし、本記事でUVカットサングラスの選び方を確認してみてください。
目次
サングラスといってもたくさんの種類があるので、紫外線をカットするためには適切なサングラスを選ばないと効果がありません。
効果的に紫外線をカットするUVカットサングラスの選び方のコツは次の3つの通りです。
- 紫外線カット99〜100%(UV400)
- メガネやサングラスのフレームが大きい
- レンズの裏面の紫外線カット率も高い
①の紫外線カットと②のフレームの大きさはサングラスの機能として必ず必要で、③のレンズの裏面のUVカットはさらにあればいいことです。
以降でそれぞれについて詳しく説明します。
①紫外線カット99〜100%(UV400)
UVカットサングラスの選び方の一つ目のコツとしては、紫外線カット99〜100%のサングラスを選ぶことです。
サングラスには紫外線を50%カットや90%カットするものなどたくさんの種類があります。
しかし、紫外線をカットして健康被害を予防する目的ではUVカット99〜100%(UV400)じゃないと効果はないです。
サングラスを選ぶなら、紫外線カット99〜100%であることは最低条件です!
日本ではほとんどの場合、紫外線99%カットなどと記載されています。
しかし、たまにUV400などと表記されていることがあります。
紫外線は100〜400nmという光の波長で、UV400は400nm以下の波長を99〜100%カットするという意味なのでUV400でも大丈夫です!
②メガネやサングラスのフレームが大きい
UVカットサングラスの選び方の二つ目のコツとしては、フレームの大きなメガネやサングラスを選ぶことです。
紫外線はいろんな方向が入ってくるので、大きなフレームのサングラスを使用することで多方向からの紫外線を十分にカットできます。
かけた時にフレームが見えないくらいのサングラスだとちょうどいいので、フレームやレンズの大きなサングラスを選んでみてください。
顔のラインに沿ってカーブしているサングラスがおすすめです!
③レンズの裏面の紫外線カット率も高い
UVカットサングラスの選び方の三つ目のコツとしては、レンズの裏面の紫外線カット率が高いサングラスを選ぶことです。
直接目に入ってくる太陽の光などの紫外線をカットするのと同じように、地面や建物から反射する紫外線をカットするのも大切です。
同じように、背後から来る光がレンズの裏面に反射して目に入る紫外線をカットすることも重要です!
フレームが大きいことである程度背後からの光も抑えられますが、裏面のUVカット率も高いサングラスを選ぶと紫外線から眼を守るにはさらに効果的です!
サングラスでは裏面のUVカット99〜100%カットの商品もたくさんあります!
ただ、メガネとサングラスを併用した2wayサングラスでは、裏面の紫外線カット率はどうしても下がってしまうようです。
購入される時は店員さんに確認してみてください。
レンズに色がついているサングラスだとどうしてもかけるのに抵抗を感じてしまう人もいますよね。
そこで、おすすめなのは透明なクリアレンズのサングラスです!
Zoffなどでは、以下のような紫外線100%カットの透明なレンズのサングラスも販売されています。
紫外線から眼を守るという健康のメリットが得られるので、どうしても色付きのサングラスが気になる人は透明なクリアレンズのサングラスを選んでみてください。
また、最近はメガネのレンズやコンタクトもUV99〜100%カットの商品が多いので、近視の人はUVカットのメガネやコンタクトを使うのもアリですよ。
透明なレンズのデメリットは、「まぶしさを抑えることはできない」ということです。
紫外線とまぶしさは全くの別物です。
まぶしさを対策したい人はレンズの色で調整する必要があり、以降で紹介します。
まぶしさを対策するためには、紫外線とは別に、レンズの色や光の透過率で調整する必要があります!
光の透過率とまぶしさの目安は次の通りです。
透過率 | まぶしさの目安 |
---|---|
100~75% | 夜でも暗くない |
70~40% | 透けて見えて目の動きや表情が分かる |
30~8% | 日差しもまぶしくない |
8%以下 | 運転できない暗さ |
上記の表から、まぶしさを抑えるためには光の透過率が30〜8%のサングラスを選ぶことがおすすめです。
レンズの色と光の透過率の目安は次の通りです。
レンズの色 | 透過率 |
---|---|
クリア(透明) | 90% |
イエロー系 | 88% |
ブルー系 | 60% |
ピンク系 | 60% |
レッド系 | 15〜26% |
ブラウン系 | 15〜60% |
グレー系 | 15〜60% |
ファッションではなく、まぶしさを抑えることが目的なら、
- レッド
- ブラウン
- グレー
のいずれかの色みを選んだ上で、わかれば透過率も確認してみてください。
車の運転などでは、15%程度が一つの目安です。
ゴルフやランニングをする時は、地面や水面からの照り返しを防ぐ「偏光」レンズにすることでさらにまぶしさを抑えることができます!
まぶしさが気になる人は、透過率15%を目安にレンズまでこだわってみてください。
最後に、へるし医がおすすめするUVカットサングラスを紹介します。
おすすめのUVカットサングラスは、やはりメガネを取り扱っているお店のサングラスです。
理由としては、人の顔にあったサングラスのフレームなど人間工学的に疲れにくく設計されていたり、丈夫さについても問題ないためです。
価格と機能的におすすめなのは、JINSとZoffのサングラスです。
透明なレンズがいい人は、先ほども紹介した次の商品がおすすめです。
メガネとサングラスを2wayで使用したい人は、JINSやZoffや発売されている2wayサングラスがおすすめです。
特にかけやすくて、サングラス部分が外しやすいと個人的に思うのはZoffなので、へるし医では次のZoffの商品を特におすすめします。
最後にスポーツ用のサングラスも紹介します。
運動する時のメガネもJINSやZoffなどで発売されていますが、メガネが全くずれないフィット感を求めるならOAKLEY(オークリー)一択です!
ずれが気になる人は、一度OAKLEYのサングラスを使ってみてください。
なお、メガネと同じように、サングラスも実際にかけてみないことには自分に合っているかわからないことも多いです。
気になる人は、実際に試着しにお店まで足を運んでみてください。
自分は、一番最後に紹介したZoffの2wayサングラスを仕事の日も休みの日もほぼ毎日使用しています!
2wayのメリットはブルーライトもカットできることですが、デメリットは裏面のUVカット率が低いことです。
でも、フレームが大きくて裏面からの反射もある程度少なく、メガネとしても快適でおすすめですよ。
本記事では、
- UVカットサングラスの選び方のコツ3つ
- 透明なクリアレンズはまぶしいけどUVカットできる
- まぶしさ対策はレンズの色と透過率で調整
- へるし医がおすすめするUVカットサングラス
この4つをもとに、紫外線をカットするUVカットサングラスの選び方のコツとおすすめのサングラスを紹介しました。
UVカットサングラスの選び方のコツは次の3つです。
- 紫外線カット99〜100%(UV400)
- メガネやサングラスのフレームが大きい
- レンズの裏面の紫外線カット率も高い
紫外線とは別に、まぶしさもおさえたい人は光の透過率とレンズの色にも気にかけてみてください。
透過率 | まぶしさの目安 |
---|---|
100~75% | 夜でも暗くない |
70~40% | 透けて見えて目の動きや表情が分かる |
30~8% | 日差しもまぶしくない |
8%以下 | 運転できない暗さ |
レンズの色 | 透過率 |
---|---|
クリア(透明) | 90% |
イエロー系 | 88% |
ブルー系 | 60% |
ピンク系 | 60% |
レッド系 | 15〜26% |
ブラウン系 | 15〜60% |
グレー系 | 15〜60% |
その上で、長く楽にかけられるメガネ屋さんのサングラスを使用することがおすすめです!
紫外線やまぶしさが気になる人はサングラスも上手に活用してみてください。
それでは今日も、良い筋トレライフを!
出典
(1)The American Academy of Ophthalmology「Sunglasses: Your Prescription for Eye Health」