こんにちは。
みちのくDr.です!
本日は、糖尿病の原因や症状について紹介します。
若い人から年配の人まで、誰しも糖尿病にはなりたくないものですよね。
でも、そもそも糖尿病とはどんな病気で、
「糖尿病の原因は?」
「糖尿病を疑う症状は?」
と具体的に糖尿病についてわからない人も少なくないですよね。
そこで、本記事では、
- 糖尿病とは?インスリンとの関係
- 糖尿病の原因と診断|血糖値やHbA1cとの関係
- 糖尿病を疑う5つの症状
この3つをもとに、糖尿病についてわかりやすく説明します。
糖尿病が気になる人や健康に気をつけている人はもちろん、若い頃と比べて体重が増えた人などもぜひ本記事を通して糖尿病について確認してみてください。
糖尿病の中には、
- 1型
- 2型
の2種類があります。
本記事では、特に生活習慣病の1つである「2型糖尿病」について説明します。
社会人になって、お酒を飲む機会が増えて運動する時間が少なくなった人は他人事とは思わずぜひ確認してください。
目次
糖尿病とは、血糖値を下げるホルモンのインスリンが十分に働かず、血糖値が高い状態がずっと続いている状態の病気のことです(1, 2)。
人間の体で血糖値を下げる働きをするホルモンは唯一「インスリン」だけです。
インスリンは、細胞にブドウ糖(グルコース)を届けるための鍵だと思ってください。
このインスリンが、
- 十分に分泌されない(インスリン分泌低下)
- 十分に効かない(インスリン抵抗性)
上記の2つが原因で血糖値が高くなってしまい、糖尿病になってしまいます(3)。
2型糖尿病では、
- インスリン分泌低下
- インスリン抵抗性
この2つの原因が主に「肥満」などの生活習慣病で起きます。
ただ、やせている人でも起きることがあるので、健康診断で血糖値などを毎年検査してみてください。
糖尿病の診断は、
- 血糖値
- HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)
- 症状
この3つを確認して、総合的に判断します。
全て健康診断で確認して、異常だった場合には精密検査をします。
難しいですが、参考として糖尿病を疑う血糖値とHbA1cの数値と診断の流れの表も掲載します。
血糖値やHbA1cが気になる人や健康診断で引っかかった人はぜひ次の記事も読んでしっかり確認してみてください。
また、糖尿病が疑われる症状について次に紹介します。
最後に、糖尿病を疑う5つの症状について紹介します。
糖尿病を疑う主な5つの症状は次の通りです。
- のどがかわく(口渇)
- 水をよく飲む(多飲)
- おしっこの回数が多い(多尿)
- 体重が減る(体重減少)
- 疲れやすい
※これ以外の症状もあります。
特に、①〜④は糖尿病の典型的な症状といわれ、糖尿病の診断の時にも参考になる症状です。
しかし、血糖値がかなり高くないと症状を感じることは少ないです。そのため、症状が全くないため糖尿病に気づけない人が多いです。
もしも症状がある場合には、できるだけ早く医療機関を受診してください。
糖尿病で大切なことは、「早期発見・早期治療」です。
恥ずかしがらず、まさか自分が糖尿病なわけがないとは思わず医師に相談してください。
生活習慣病は早い段階で治療すれば、元の健康な体に戻れる可能性がありますよ。
本記事では、
- 糖尿病とは?インスリンとの関係
- 糖尿病の原因と診断|血糖値やHbA1cとの関係
- 糖尿病を疑う5つの症状
この3つをもとに、糖尿病についてわかりやすく説明しました。
糖尿病とは、血糖値を下げるホルモンのインスリンが十分に働かず、血糖値が高い状態がずっと続いている状態の病気のことです(1, 2)。
高血糖がずっと続くと、糖尿病を疑う次の5つの症状が出ることがあります。
- のどがかわく(口渇)
- 水をよく飲む(多飲)
- おしっこの回数が多い(多尿)
- 体重が減る(体重減少)
- 疲れやすい
※これ以外の症状があります。
もし、上記のような症状があれば、糖尿病は早期治療が大切なので、必ず病院を受診してください。
体の悩みは一人で抱え込まず、医師や看護師などと一緒に向き合っていきましょう。
それでは今日も、良い筋トレライフを!
出典