こんにちは。
みちのくDr.です!
本日は、ブルーライトとはどんな特徴の光なのか紹介します。
ブルーライトを気にしている人は、
「ブルーライトとはそもそもどんな光なの?」
「ブルーライトは本当に目に悪いの?」
と疑問に思う人が多いのではないでしょうか。
そこで、本記事では、
- ブルーライトとは?どのくらいの波長の光?
- ブルーライトは太陽光やスマホの光に含まれる?
- ブルーライトは目に悪い?視力低下や眼精疲労の原因になる?
上記の3つの疑問をもとに、ブルーライトとはどんな光なのかわかりやすく説明します。
メガネなどでブルーライトカットする効果が本当にあるのか知りたい人も、ぜひ本記事を参考にしてみてください!
ブルーライトが目に悪いという情報が本当はガセではないかと疑っている人は少なくないです。
では、ブルーライトとは実際にどんな光で、紫外線などの光とどのような違いがあるのか本記事で確認してみてください。
ブルーライトには目に悪いとされる効果もあれば、健康にいい影響もあるので、どちらの側面もチェックしてみてください。
目次
ブルーライトとは、光の波長が380〜500nm(ナノメートル)の青色の光のことです。
もう少し詳しく説明すると、可視光線という人間が見て感じることができる光の中で、波長が一番短くて強いエネルギーを持つ光です。
上図の380〜780nmの光が可視光線で、それ以外の光は大きく次の2つに分類されます。
- 380nm以下の光:紫外線(高エネルギー)
- 780nm以上の光:赤外線(低エネルギー)
紫外線を浴びすぎると目に悪影響があることは多くの人が知っていることです。
実際、紫外線は次の図のように、角膜(目の表面)や水晶体(目のレンズ)で反射されたり吸収され、角膜の痛みや水晶体がにごる白内障などの病気を起こします。
しかし、ブルーライトは角膜や水晶体を透過して網膜まで直接届くことが紫外線との大きな違いで、目の角膜や白内障の病気は起こしにくいです。
そのため、紫外線に最も近い波長のブルーライトは紫外線とは別に、眼の網膜に悪影響があるのではないかと言われてます。
スキー場などで紫外線が雪に反射して眼にたくさん入ると、角膜に痛みが出る電気性眼炎や紫外線角膜障害という病気が起きます。
ブルーライトでは紫外線と同じように電気性眼炎になることはないですが、異なる悪影響があるのではないかと言われています。
では、ブルーライトはどのような光に含まれているのか次に確認していきましょう!
ブルーライトは次のような光に含まれています。
- 太陽光
- 蛍光灯
- 白熱電球
- LED(発光ダイオード)
ほとんどの光にブルーライトが含まれ、さらにLEDによって光を発する次のような電子機器の光にもブルーライトが含まれています。
- パソコン(PC)
- テレビ(TV)
- スマホ
- タブレット
上記の電子機器を丸一日使わない人はほとんどいないのではないでしょうか。
電気をつけて本を読んだりしている時も本から反射して間接的にブルーライトを浴びていますが、電子機器からは直接ブルーライトを大量に浴びています。
そのため、直接ブルーライトを大量に浴びることになる電子機器を1日に長時間見たり、夜に見ないようにしたほうがいいと言われています。
ちなみに、Kindleのような電子書籍リーダーは、間接的に光が目に届くように設定されている電子機器です。
スマホやテレビと比べると、電子書籍リーダーは目に届くブルーライトの量がかなり減っています。
また、暖色モードの光も約30〜50%のブルーライトがカットされていると言われています。
では、ブルーライトは実際に目に悪いのかどうか最後に紹介します。
結論として、ブルーライトが本当に人の目に悪いかどうかはわかっていません。
しかし、動物実験の段階ではブルーライトが網膜の細胞にダメージを与えて視力低下や目の病気の原因になることがわかっています(1)。
人間においてはまだ研究が少なく、ブルーライトの目への悪影響に関してはこれから判明します。
まだブルーライトは人の目に悪いかどうか完全にわかっていなくても、
- 視力低下
- 眼精疲労(目の疲れ)
- 網膜の病気(黄斑変性症など)
などのリスクは高いことが予想されています。
ブルーライトを100%全く浴びないようにする必要はないですが、長時間ブルーライトを見るのは控えることがおすすめです。
本記事では、
- ブルーライトとは?どのくらいの波長の光?
- ブルーライトは太陽光やスマホの光に含まれる?
- ブルーライトは目に悪い?視力低下や眼精疲労の原因になる?
上記の3つの疑問をもとに、ブルーライトとはどんな光なのか説明しました。
ブルーライトとは、光の波長が380〜500nm(ナノメートル)の青色の光のことで、次のような光に含まれます。
- 太陽光
- 蛍光灯
- 白熱電球
- LED(発光ダイオード)
電子機器にはLEDを使って光を発するものが多いため、次のようなものが発する光にはブルーライトが含まれます。
- パソコン(PC)
- テレビ(TV)
- スマホ
- タブレット
ブルーライトが目に悪いかどうかはまだ完全には結論が出ていませんが、網膜などにダメージを与えている可能性が高いです。
目と心身の健康を守るために、夕方以降はブルーライトを浴びないようにしてみてください。
それでは今日も、良い筋トレライフを!
出典