
こんにちは。
みちのくDr.です!
本日は、アルコールは何時間で抜けるのか分解される時間の目安を紹介します。
お酒をよく飲む人の中には、
「アルコールは肝臓で代謝されて何時間で抜けるの?」
「飲酒したら運転は何時間後かたしてもいいの?」
と疑問に思う人は多いですよね。
そこで、本記事では、
- アルコールが肝臓で代謝される量と抜ける時間の目安
- 飲酒したら運転は何時間後からしてもいい?
この2つをもとに、アルコールの分解や飲酒したら運転は何時間後から問題ないかわかりやすく紹介します。
アルコールの種類ごとのお酒が抜けるまでの時間の目安も紹介するので、お酒が抜ける時間の目安を知りたい人は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
アルコールが代謝される時間の目安を確認して、翌日にお酒の影響が出ないようにするのに役立ててください。

アルコールを摂取したら、お酒が抜けるまで何時間かかかるか知ってますか?
もし知らずにお酒を飲み過ぎた状態で翌朝に運転していたら、気づかないうちに飲酒運転しているかもしれません…
予期せず飲酒運転にならないためにも、飲酒後にアルコールは何時間で抜けるか以降で一緒に確認していきましょう!
目次

はじめに、アルコールが肝臓で分解される量と抜ける時間の目安を紹介します!
アルコールが分解される量の目安は「体重×0.1g」
お酒が1時間あたりに肝臓で分解される量の目安は、おおまかに次の量が目安です。
- 体重×0.1g
例えば、60kgの人の場合、1時間あたりに肝臓で代謝されるアルコールの量は「60×0.1g」の6gです。
ただし、上記の量はあくまで目安で、
- 性別:女性のほうが分解に時間がかかる
- 年齢:若い人のほうが代謝が速い
- 遺伝:顔が赤くなる人などは分解が遅い
など、代謝の速さは人によって異なります(1)!
そのため、女性や年配の人などは、先ほど紹介した目安よりも1時間あたりに肝臓で分解されるお酒の量は少ない人が多いです。
お酒が抜けるまでの時間の目安はアルコール1単位5時間
次に、お酒が抜けるまでの時間の目安について紹介します。
お酒が抜けるまでの時間はアルコール1単位あたり5時間です(2)!
アルコール1単位あたりの量としては、お酒の種類ごとに以下の図と表の量が目安です。

お酒の種類として、ビール・日本酒・ウイスキー・焼酎・ワイン・チューハイの適正量を掲載
お酒の種類 | アルコール度数 | 容器の量 | 許容量 | カロリー |
---|---|---|---|---|
ビール | 5% | 500ml 1缶 | 500ml | 202kcal |
発泡酒 | 5% | 500ml 1缶 | 500ml | 227kcal |
日本酒 | 15% | 1合 | 180ml | 196kcal |
ウイスキー | 43% | ダブル1杯 | 60ml | 135kcal |
ハイボール | 9% | グラス1杯 | 260ml | 135kcal |
焼酎 | 25% | 0.6合 | 100ml | 142kcal |
ワイン | 14% | 1/4本(2杯) | 180ml | 140kcal |
チューハイ | 5% | 500ml 1缶 | 500ml | 253kcal |
梅酒 | 13% | グラス 2杯 | 200ml | 327kcal |
ブランデー | 40% | ダブル 1杯 | 60ml | 135kcal |
※1日の純アルコール量の目安
※但し、女性は表の量の半分に相当する10g以下の量が1日のアルコールの許容量
もう少し細かく男女別にお酒が抜ける時間を説明すると、
- 男性:アルコール1単位4時間
- 女性:アルコール1単位5時間
アルコールを1単位飲み終わってから分解されるまでの時間の目安は上記が目安です。
女性は、男性よりも体格が小さいことや体脂肪が多いことからアルコールの分解に時間がかかります。
男性は女性よりもアルコールを分解する時間は短いですが、より安全な基準としてアルコール1単位あたり分解するのに5時間かかると判断するのがおすすめです。

アルコール1単位あたり分解されるまでに5時間もかかると、長くて驚く人は多いのではないでしょうか。
アルコールはすぐに飲み干せますが、代謝するには長時間かかるのでお気をつけください!
では、アルコールを飲んだらどのくらい時間が経過したら運転してもいいか、以降で紹介します!

アルコールが分解される時間と同じように、アルコール1単位あたりの飲酒をしたら運転してもいい時間の目安は5時間後です!
例えば、夜21時までにアルコール2単位に相当する量のビール1,000ml(350ml缶3本、または500ml缶2本)を飲んだら、翌朝7時まで飲酒運転になってしまうため、運転できません。
もし、夜にアルコールを3単位以上飲んでいたら翌日の午前中に運転すると飲酒運転です!
そのため、通勤や仕事はもちろん、プライベートで朝に運転する時は、アルコールは適量の1単位以内にすることがおすすめです!
飲酒運転にならないようにするためにも、今一度お酒の適量について次の記事を確認したうえでアルコール量を見直してみてください。

夜9時以降に2杯目飲んだだけで、朝の運転が意図せず飲酒運転になってしまいます…
お酒を飲み過ぎに気を付けるとともに、飲み過ぎた時は朝の運転を控えるか朝も代行してもらうようにしてみてください。
お酒を飲んだら何時間後に運転していいかの目安については、次のサイトで計算できるので、詳しく知りたい人はぜひ計算してみてください。

本記事では、
- アルコールが肝臓で代謝される量と抜ける時間の目安
- 飲酒したら運転は何時間後からしてもいい?
この2つをもとに、アルコールの分解や飲酒したら運転は何時間後から問題ないか紹介しました。
1時間あたりにアルコールが分解される量の目安は、おおまかに次の通りです。
- 体重×0.1g
そして、お酒が抜けるまでの時間はアルコール1単位あたり5時間が目安です(2)!
そのため、アルコール1単位あたり必ず5時間はあけてから運転するようにしてください。
楽しくなってついお酒を飲み過ぎてしまいますが、飲み過ぎは予期せぬ飲酒運転を引き起こすことがあります!
翌日に運転することがわかっている時などは、飲酒運転にならないように飲酒量を飲む前から飲んでみてください。

それでは今日も、良い筋トレライフを!
出典