
こんにちは。
みちのくDr.です!
本日は、大豆の栄養の中でもビタミンについて紹介します。
大豆はタンパク質・脂質・炭水化物の三大栄養素が豊富ですが、
「大豆はビタミンも多いの?」
「大豆に含まれるビタミンの特徴は?」
など大豆に栄養の中でもビタミンについて知りたい人もいますよね。
そこで、本記事では大豆のビタミンの一覧表とともに、
- ビタミンB1
- 葉酸(ビタミン9)
- ビタミンK1
特に特徴的なこの3つのビタミンに絞って、大豆のビタミンについて詳しく紹介します。
大豆には多くのビタミンが含まれています!
普段ビタミンが足りていないかもと思う人は、ぜひ本記事を読んで今日から大豆製料理を一品でも多く食べてみてください。

大豆は他の食品と比べて、ビタミンの量も多いスペシャルフードです!
具体的な量や特徴など、以降で紹介するのでぜひ最後まで確認してみてください。
目次

はじめに、大豆に含まれるビタミンの量を紹介します。
乾燥した状態の大豆とゆでた煮豆のビタミンの量の一覧表を以下に掲載します。
ビタミン | 大豆(乾燥) | 大豆(ゆで) |
---|---|---|
A | 16μg | 6μg |
B1 | 0.71mg | 0.17mg |
B2(チアミン) | 0.26mg | 0.08mg |
B3(ナイアシン) | 19.7g | 0.4mg |
B5(パントテン酸) | 1.36mg | 0.26mg |
B6 | 0.51mg | 0.10mg |
B7(ビオチン) | 28.0μg | 9.8μg |
B9 (葉酸) | 260μg | 41μg |
B12 | 0μg | 0μg |
C | 3mg | 0μg |
D | 0μg | 0μg |
E | 32.9mg | 10mg |
参考:文部科学省「食品データベース」
乾燥した大豆と比べて、ゆでた状態の煮豆は水分の量が5倍です。
そのため、ゆでるとビタミンは1/5〜1/3に減ります。
大豆に含まれるビタミンの中でも特徴的なものは、
- ビタミンB1
- 葉酸(ビタミン9)
- ビタミンK1
この3つです。
それぞれのビタミンについて、以降で簡単に説明します。
ビタミンB1
大豆に含まれるビタミンの中でも特徴的なビタミンの一つ目が、ビタミンB1です。
ビタミンB1は、体の中で糖質からエネルギーを生み出す時に必要なビタミンで、不足すると「脚気(かっけ)」と呼ばれる病気になりだるさなどの原因になります。
ビタミンB1を含む食品はそれほど多くないので、大豆から摂取できるのは貴重です。
葉酸(ビタミンB9)
大豆に含まれるビタミンの中でも特徴的なビタミンの二つ目が、葉酸(ビタミンB9)です。
葉酸は妊娠初期の妊婦さんのお腹の中で赤ちゃんが成長するために必要な栄養です。
大豆は葉酸も多く含んでいるので、妊娠されている女性は意識して大豆製品を摂取することがおすすめです。
ビタミンK1
大豆に含まれるビタミンの中でも特徴的なビタミンの三つ目は、ビタミンK1です。
ビタミンK1は血を止める体の機能を維持するために必要なビタミンです。
大豆製品の中でも、納豆は乾燥した豆の約5倍の量を含んでいます。
ワーファリンなど血液をサラサラにする薬を飲んでいる人は薬の効果がなくなってしまうので注意が必要ですが、それ以外の人は大豆製品から摂取することがおすすめです。

紹介したビタミン以外にも、抗酸化物質のビタミンEもたくさん含んでいます!
三大栄養素の、
- タンパク質
- 脂質
- 炭水化物
も豊富なまさに最強の食品の一つです!
大豆の三大栄養素については以下の記事で詳しく紹介しているので、大豆についてもっと知りたい人はぜひご覧ください。

本記事では大豆のビタミンの一覧表とともに、
- ビタミンB1
- 葉酸(ビタミン9)
- ビタミンK1
特に特徴的なこの3つのビタミンに絞って、大豆のビタミンについて詳しく紹介しました。
大豆は栄養の中でも、ビタミンもたくさん含んでいる植物性の食品です!
栄養が偏っている人やビタミンが不足している人は、大豆製品の量を増やして調整してみるのも方法の一つです!
大豆から栄養を摂取して、こまめに体を育てていきましょう!

それでは今日も、良い筋トレライフを!
出典