
こんにちは。
みちのくDr.です!
本日は、今も昔も変わらない健康予防法として健康十訓(けんこうじゅっくん)という教えを紹介します。
健康的な生活を心がけている人や、健康に不安がある人の中には、
「最新の健康予防法を知りたい!」
「これまでにない画期的な健康法はないの?」
と、疑問に思う人もいるのではないでしょうか?
残念ながら、最新で画期的な健康予防法はありません!
しかし、300年以上昔から現代まで伝わっている健康予防として健康十訓という教えがあります。
そこで、本記事では、江戸時代から伝わる健康十訓という考えを紹介します!
健康十訓は、今を生きる自分達の心身を整えるのにも効果的なので、ぜひ本記事で一度確認してみてください。

最近の研究は、昔から言われていることが本当に正しいのかどうか確認しているものがほとんどです。
そのため、健康にいいとされることは、実は昔も今もそこまで大きく変わりありません!
健康十訓は今も昔も変わらない健康予防法の一つなので、健康の結論の一つとしてぜひ知ってみてください!
目次

健康十訓とは、横井也有という江戸時代の武士がまとめた健康長寿の10の秘訣です(※横井也有による教えかどうかは諸説あります)。

参考:Wikipedia「横井也有」

- 少肉多菜
- 少塩多酢
- 少糖多果
- 少食多歯
- 少衣多浴
- 少言多行
- 少欲多施
- 少憂多眠
- 少車多歩
- 少憤多笑
四文字熟語だけでは分かりづらいので、10の教えについて解説を付けた内容は次の画像の通りです。

健康十訓は、平均寿命が40年くらいの江戸時代当時に81歳まで生きた横井也有が健康についてまとめたものと言われています(※諸説あります)。
健康十訓の10の教えは、今を生きる自分達の健康を予防する上でも効果的な内容ばかりなので、ぜひ定期的に眺めて体調を整えてみてください。

中国にも同じような健康十訓があると言われています(1)。
昔は本当に正しいかどうかという科学的根拠(エビデンス)を調べるのが難しかったですが、健康にいいと考えられていた内容は現在とあまり変わりありません!
データに基づく健康法については、1980年代にアメリカで発表されたブレスローの7つの健康習慣という方法が古い方法の一つなので、ぜひ以下の記事で一度チェックしてみてください!


健康十訓は、生活習慣病などの「体」の病気だけでなく、うつ病などの「心」の病気を予防するのにも役立つ内容です!
おおまかに分けると、次の図のように、
- 体(フィジカル)を整える:1〜5
- 心(メンタル)を整える:6〜10
この内容を実践することが健康を保つことができます。

※九、少車多歩は「適度な運動」のことで、心と体の健康を整える
「小車多歩」は現代人に多い運動不足を解消して、人の心と体の両方を保つために有効です!
心と体の両方を毎日整えるために健康十訓を役立ててみてください!

300年前から健康の予防法の内容は変わりありません!
現代の健康予防法も、昔の人たちが何度も何度も考えてまとめた健康法に科学的根拠を肉付けした内容がほとんどです。
現代を生きる自分たちは昔の人たちが生み出した知恵という「巨人の肩」に乗ることができるので、健康的に過ごすために昔の人の教えも活用してみてください!

本記事では、江戸時代から伝わる健康十訓という考えを紹介しました!
健康十訓は、健康を保つための次の10の健康予防法です。

古今東西、健康を保つためにすべきことは変わらないです。
ぜひ300年前から語り継がれる健康十訓を取り入れ、楽しんで健康な体に整えてみてください!

それでは今日も、良い筋トレライフを!
出典