こんにちは。
みちのくDr.です!
本日は、ナトリウムを塩分に換算する計算方法と換算表を紹介します。
ナトリウムや塩分を気にしている人は塩分を管理するために、
「ナトリウムを塩分に換算する計算方法は?」
「ナトリウムと食塩の換算表ってある?」
と悩むことがありますよね。
そこで、本記事では、
- ナトリウム(Na)を塩分(Nacl)に換算する計算式
- ナトリウムと塩分(食塩相当量)の換算表
- ナトリウムと塩分(食塩相当量)の1日の摂取量の目安
この3つをもとに、ナトリウムを塩分に換算する計算方法と換算表をわかりやすく紹介します。
- ナトリウムと塩分を換算する計算方法を知りたい
- 換算表をもとに塩分の管理をしっかりしたい
- 食塩の1日の摂取量を評価したい
このように思う人は、ぜひ本記事を使って食事から摂取するナトリウムや塩分の量を管理してみてください。
このままの食事で将来自分が高血圧になるリスクが高いかどうかわかるので、一日試しに自分がどのくらいの塩分を摂取しているか確認してみてください。
ナトリウムと塩分の違いについて簡単に説明すると、ナトリウムは化学でNaと表記されてそのまんま「ナトリウム」です。
塩分や食塩は、化学でNaClと表記され「塩化ナトリウム」のことです。
ナトリウムと塩分は重さが違うので、以降で計算式や換算表を紹介します。
目次
はじめに、ナトリウムを塩分に換算する計算式を紹介します。
ちなみに、塩分の量のことを食塩相当量といいます。
ナトリウムを塩分に換算する計算式は次の通りです。
食塩相当量(g)=ナトリウム量(mg)×2.54÷1000
反対に、塩分をナトリウムの量に換算する時の計算式は次の通りです。
ナトリウム量(mg)=食塩相当量(g)×393
食品に記載されている栄養表示だと、塩分の食塩相当量とナトリウムの量がごちゃ混ぜに表記されていることがあるので、どちらかに管理しやすい値に計算し直してみてください。
なお、多くの食品は食塩相当量の記載のほうが多いので、食塩相当量で管理することがおすすめです。
食品表示基準には、食塩相当量で記載するように規定されていますが、生鮮食品などはナトリウムなどのままです(1)。
後ほど紹介する厚生労働省の摂取量の目標では、塩分は食塩相当量で記載されています。
そのため、食塩相当量で管理するのがおすすめです!
ナトリウムを食塩相当量に換算する計算式はわかったけど、計算するのは手間で面倒と感じる人もいますよね。
そんな時は、以下のナトリウム量と食塩相当量の換算表を使って簡単に換算してみてください。
ナトリウム量(mg) | 食塩相当量(g) |
---|---|
100 | 0.25 |
200 | 0.51 |
300 | 0.76 |
400 | 1.02 |
500 | 1.27 |
600 | 1.52 |
700 | 1.78 |
800 | 2.03 |
900 | 2.29 |
1,000 | 2.54 |
1,100 | 2.79 |
1,200 | 3.05 |
1,300 | 3.30 |
1,400 | 3.56 |
1,500 | 3.81 |
1,600 | 4.06 |
1,700 | 4.32 |
1,800 | 4.57 |
1,900 | 4.83 |
2,000 | 5.08 |
上記の表でパッと食塩相当量を確認して、どのくらいの塩分を食品から摂取しているか確認してみてください。
その上で、1日にどれくらい塩分を摂取しているかざっくり計算してみてください。
ナトリウムの量として、0〜2,000mgまでの表を掲載しています。
もし、それ以上のナトリウムを含む食品なら2倍や3倍とかけて計算し直してみてください。
そもそもナトリウム2,000mgを超える食品は、塩分が多すぎる可能性があるのでご注意を!
最後に、ナトリウムと塩分(食塩相当量)の1日の摂取量の目安を紹介します。
塩分の摂取量として、1日の目標量として男女別に次の値が目安にすることが厚生労働省ですすめられています(2)。
- 食塩相当量
男性:7.5g/日 未満
女性:6.5g/日 未満 - ナトリウム量
男性:2947.5mg/日 未満
女性:2554.5mg/日 未満
塩分の摂取量を上記の目標量以内にすることは正直にかなり難しいです。
99%と言っても過言ではない程の多くの人が塩分の摂取量をオーバーしているので、一度塩分の摂取量を確認してみてください。
自分がシックスパックの体作りをしていた時、食事を徹底的にスプレッドシート(エクセル)で管理していました。
その時の自分でさえ、1日の塩分の摂取量は食塩相当で7.5gちょうどで「あともう少し」という程度でした。残念!(ハードな運動をしていたので塩分の喪失量もすごかったですが(笑))
かなり緻密に管理しても塩分過多になることが多いので、ぜひ一度自分がどのくらい塩分をとっているのか確認してみてください!
本記事では、
- ナトリウム(Na)を塩分(Nacl)に換算する計算式
- ナトリウムと塩分(食塩相当量)の換算表
- ナトリウムと塩分(食塩相当量)の1日の摂取量の目安
この3つをもとに、ナトリウムを塩分に換算する計算方法と換算表をわかりやすく紹介しました。
ナトリウムを食塩相当量の塩分に換算する式は次の通りです。
食塩相当量(g)=ナトリウム量(mg)×2.54÷1000
計算が手間で面倒だと感じる人は、次の換算表を使ってみてください。
ナトリウム量(mg) | 食塩相当量(g) |
---|---|
100 | 0.25 |
200 | 0.51 |
300 | 0.76 |
400 | 1.02 |
500 | 1.27 |
600 | 1.52 |
700 | 1.78 |
800 | 2.03 |
900 | 2.29 |
1,000 | 2.54 |
1,100 | 2.79 |
1,200 | 3.05 |
1,300 | 3.30 |
1,400 | 3.56 |
1,500 | 3.81 |
1,600 | 4.06 |
1,700 | 4.32 |
1,800 | 4.57 |
1,900 | 4.83 |
2,000 | 5.08 |
自分が食べる食品の塩分の量を換算したら、一日に合計何グラム塩分を摂取しているか合計して、1日の食塩相当量の目標量以下か確認してみてください。
- 食塩相当量
男性:7.5g/日 未満
女性:6.5g/日 未満 - ナトリウム量
男性:2947.5mg/日 未満
女性:2554.5mg/日 未満
塩分の摂取量が目標量以下の人は、食事管理が上手で健康的で逸材です!
もしも塩分の摂取量が目標量を上回っている場合には、高血圧などの将来の生活習慣病のリスクを減らすために塩分摂取量を減らせないか検討してみてください。
それでは今日も、良い筋トレライフを!
【まとめ】5つのレベルの生活習慣病を運動などの健康習慣で予防・対策出典