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HIITの3つのダイエット効果!HIITは体脂肪を落とす最強の減量方法

HIITの3つのダイエット効果!HIITは体脂肪を落とす最強の減量方法

みちのくDr.
みちのくDr.

こんにちは。

みちのくDr.です!

本日は、HIITの3つのダイエット効果について紹介します。

効率的にお腹周りなどの体脂肪を落としたいと思う人の中には、

HIITはダイエットにも効果的?

HIITをすると痩せる?

とHIITはダイエットに効果的かどうか知りたいと思う人が多いのではないでしょうか。

そこで、本記事では、HIITのダイエットの効果についてわかりやすく紹介します。

忙しくて時間がない中でもダイエットしたい人や、体脂肪率を効率的に落とした人は、ぜひ本記事でHIITの効果についてチェックしてみてください!

みちのくDr.
みちのくDr.

HIITとは、「High Intensity Interval Traning(高強度インターバルトレーニング)」の略で、短時間の激しい運動と休憩を交互に繰り返す運動のことです。

 

具体的には、

  • 強度の高いトレーニング:20〜25秒
  • 休憩 or 強度の低い運動:5〜10秒

この組み合わせを4〜6セット以上繰り返すトレーニングです!

 

HIITのやり方については次の記事で説明しているので、本記事ではHIITのダイエット効果について詳しく紹介します!

HIIT(高強度インターバルトレーニング)は体脂肪を落とすのに最適!

HIIT(高強度インターバルトレーニング)は体脂肪を落とすのに最適!

HIITについての研究をまとめた2017年の解析では、「HIIT+中〜高強度の有酸素運動」の運動の組み合わせが最も体脂肪を落とすと報告されています(1)。

この報告では、13の実験をまとめ、合計424人の太り気味や肥満の人を対象にHIIT+有酸素運動をしてもらうと、

  • 体脂肪率
  • ウエスト周囲径

が最も落ちたと結論を出しています(1)!

そのため、HIITを運動として取り入れると、有酸素運動や無酸素運動だけの場合と比較してより効率的・効果的に痩せることができる可能性があります!

みちのくDr.
みちのくDr.

HIITは短時間で運動できるとメリットがある一方で、短時間しかできないというデメリットもあります!

 

なので、短時間しかできないというHIITのデメリットを補うには有酸素運動も取り入れることがおすすめです!

 

  • ウォーキング
  • ジョギング
  • ランニング
  • スイミング
  • サイクリング

など、なんでもいいので10〜30分程度を目安に有酸素運動も取り入れるとHIITの効果をさらに高められます。

HIITのダイエット効果3つ!

HIITのダイエット効果3つ!

HIITをするとなぜ効率的に体重や体脂肪を落とすことができるのか、理由としてHIITのダイエット効果を説明します!

HIITのダイエット効果としては、主に次の3つが挙げられます。

HIITの3つのダイエット効果
  1. 高い脂肪燃焼率2, 3
  2. HIIT後は糖質より脂肪がエネルギー源になる4
  3. HIIT後のアフターバーンで代謝アップ4

HIITがダイエットに最適な理由を一言でまとめると、高強度インターバルトレーニングによる脂肪消費量の増加です!

HIITの3つのダイエットの効果について、それぞれ以降で詳しく説明します。

HIITのダイエット効果①高い脂肪燃焼率

HIITがダイエットに最適な理由の一つは、脂肪燃焼率が高いことです!

HIITは無酸素運動と有酸素運動のいいとこ取りをしたような運動で、高い脂肪燃焼率で他の運動よりも25-30%もカロリーを消費すると言われています(2, 3)。

同じ時間で運動するなら、強度の高いHIITをすると減量しやすいです。

HIITのダイエット効果②HIIT後は糖質より脂肪がエネルギー源に

HIITがダイエットに最適な理由の2つ目は、HIIT後は糖質よりも脂肪がエネルギー源として使われるためです。

HIITをしている時だけ脂肪を燃焼するのではなく、HIITをした後も数時間は糖質などの炭水化物よりも脂肪をエネルギー源として体が使うと言われています(4)。

HIITをすると一日中体が脂肪燃焼するので、体脂肪を落とすならHIITは欠かせません!

HIITのダイエット効果③HIIT後のアフターバーンで代謝アップ

HIITがダイエットに最適な理由の3つ目は、HIIT後のアフターバーンで代謝アップするからです。

HIIT後は糖質よりも脂肪燃焼しやすいのに加えて、アフターバーンという運動後の代謝アップの作用で1日の合計の消費カロリーも増えると報告されています(4)。

糖質よりも脂肪を、そして合計のカロリー消費を増やすならHIITは最高のダイエットメソッドです!

みちのくDr.
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HIITは家でも簡単にできる運動です!

 

自宅でできる無酸素運動を組み合わせて、最初は週2-3日の頻度でHIITしてみてください!

 

慣れたら、

  • さらに激しめのトレーニングに変更・追加する
  • HIITの時間を長くする 
  • 週3-4 の頻度に上げる

などのように調整して、HIITの強度を高めたり頻度を増やしたりするのがおすすめです。

まとめ

まとめ

本記事では、HIITのダイエットの効果について紹介しました。

HIITについての研究をまとめた2017年の解析では、「HIIT+中〜高強度の有酸素運動」の運動の組み合わせが最も体脂肪を落とすと報告されています(1)。

HIITのダイエット効果としては、主に次の3つが挙げられます。

HIITの3つのダイエット効果
  1. 高い脂肪燃焼率2, 3
  2. HIIT後は糖質より脂肪がエネルギー源に4
  3. HIIT後のアフターバーンで代謝アップ4

効果的に運動で体脂肪を落としたいなら、HIITは欠かすことのできないダイエット方法です!

1日4分から手頃にできるので、自分に合った強度で朝イチなどにHIITをして1日の脂肪燃焼を高めて効率的にダイエットしてみてください!

みちのくDr.
みちのくDr.

それでは今日も、良い筋トレライフを!

 

 

出典

(1)Wewege M, van den Berg R, Ward RE, Keech A. The effects of high-intensity interval training vs. moderate-intensity continuous training on body composition in overweight and obese adults: a systematic review and meta-analysis. Obes Rev. 2017 Jun;18(6):635-646.

(2)Falcone PH, Tai CY, Carson LR, Joy JM, Mosman MM, McCann TR, Crona KP, Kim MP, Moon JR. Caloric expenditure of aerobic, resistance, or combined high-intensity interval training using a hydraulic resistance system in healthy men. J Strength Cond Res. 2015 Mar;29(3):779-85.

(3)Wood KM, Olive B, LaValle K, Thompson H, Greer K, Astorino TA. Dissimilar Physiological and Perceptual Responses Between Sprint Interval Training and High-Intensity Interval Training. J Strength Cond Res. 2016 Jan;30(1):244-50.

(4)Wingfield HL, Smith-Ryan AE, Melvin MN, Roelofs EJ, Trexler ET, Hackney AC, Weaver MA, Ryan ED. The acute effect of exercise modality and nutrition manipulations on post-exercise resting energy expenditure and respiratory exchange ratio in women: a randomized trial. Sports Med Open. 2015 Dec;1(1):11.

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